今日溜まってしまった疲れは次の日に持ち越したくない! そんなときにはお風呂に浸かってリフレッシュしたいですよね。お風呂好きな人にとってはご褒美タイムともいえるひと時。
また、疲れていると知らず知らずのうちに嫌な体臭を放っていることがあります。入浴して疲労と一緒に体臭もすっきりさせたいですよね。
体臭の原因は食事などにもありますが、お風呂の入り方にも重要なポイントがあるようです。男性は女性よりも入浴時間が短く、体臭も強い傾向にあるといわれます。
もちろん、洗い方やホルモンバランスの違いもあるので、個人差はあります。そこで、身近なものをお風呂に“ちょい足し”して、臭いをすっきりさせてみませんか。
まず最初に紹介するのは「お酢」です。コップ1杯のお酢をお風呂に入れます。お酢にはクエン酸が含まれており、その殺菌効果で皮膚表面にいる臭いの原因菌の繁殖を防ぐ効果があります。
また発汗作用があるので、汗腺の働きを正常に保つのにも期待できます。汗腺が正常だと、体臭も薄くなるといわれています。黒酢を入れる場合は、含まれるクエン酸量が多いので、おちょこ1杯、30ミリリットル程度で良さそうです。
次に効果を期待できそうなのが緑茶です。緑茶は消臭剤や芳香剤としても使われることがあり、脱臭効果があります。しかも、お茶をいれた後の茶葉にも効果があります。
お茶を飲んだ後、使い終えたティーバッグを3個ほどお風呂に投入してみましょう。体臭ケアはもちろん、緑茶には古い角質を軟らかくする効果もあるそうです。
最後にご紹介するのはヨモギです。草餅などにも使われるヨモギは、日本では古くから親しまれているハーブの一種です。昔から入浴剤のようにも使われてきました。
ヨモギには体臭予防以外に、香りによるリラックス効果、血行促進、汗腺を正常化する効果があるそうです。乾燥させたヨモギの葉を5枚分くらい刻み、ティーバッグに入れてお風呂に投入します。
入浴剤は乳幼児にとっては逆効果になることもありますので、大人の疲労回復、体臭予防として使うようにしましょう。今夜はお風呂でゆっくりと、疲れも臭いも洗い流しませんか?