【前髪なしのボブアレンジ】うねる前髪とサイドをおしゃれにカバー。バレッタ1つでできる40代のハーフアップ
【前髪なしのボブアレンジ】うねる前髪とサイドをおしゃれにカバー。バレッタ1つでできる40代のハーフアップ© mi-mollet 提供
この夏も根強い人気のストレートボブ。汗や湿気による顔まわりのうねり対策には、オールバック風のスタイリングが役立ちます。一方で、額をすっきり出すと、トップがペタンとしたりハチ張りが気になることも。果たして絶妙なバランス感はセルフでも可能? ということで、スタイリング法のコツについて聞いてみました。
ポイントは2カ所
ハチはタイトに、トップは触らない!
今回の読者モデル・武岡真梨恵さん
うねりやすい顔まわりと前髪は、矢印の方向にピタッとなでつけるようにまとめます。一方、丸で囲んだセンタートップは触りません。こうすると、トップに高さが出るので輪郭が卵型に近づいてバランス感がアップします。
How to style !
1.まとめる前に髪にボリュームをプラス
仕上がりのシルエットがペタンとしないよう、カールアイロンやブローで丸みを仕込みます。もちろん、くるくるアイロンでもOK! 根元から毛先に向かって大きなCカールをイメージしましょう。
2.ヘアオイルをなじませながらスタイリング
ヘアオイルをやや多めにとって、髪全体に塗布し束感を与えます。次に、写真のように前髪を拾いながら、生え際の髪をバックに向かって手ぐしでまとめます。このとき、トップ中央の毛束を触るとたちまちペタンとしてしまうので、囲み部分(写真左)は触らないのがコツ。
指を入れたら、矢印の方向(写真右)にまとめると、顔まわりがあらわになり過ぎず、ハチ張りも目立ちにくくなります。反対に、指を頭頂部めがけて上向きにまとめるとハチの部分が目立ちやすいので、気になる人は注意して!
3. バレッタで固定すれば完成!
バレッタを使って毛束をまとめます。最初にアイロン等で丸みを加えたので、後頭部がふんわり仕上がります。ボリュームが足りない人はバレッタの上の毛束をつまんで軽く引き出しましょう。アイロン効果で引き出したときも崩れにくいです。
完成!
顔まわりはすっきりしていますが、ハチ部分の毛束はやや斜め下方向にまとめることで輪郭がきれいに整います。トップも潰れないから、あか抜けた雰囲気に。
Side&Back
髪型がきまりにくい夏のヘアスタイルは、いざという時、チャチャッとごまかせる簡単スタイリングを知っていると便利です。「オールバックは自信がない」という人でもちょっとしたコツを取り入れるだけで、グンとトライしやすくなるのでやってみてください!(ヘア担当・Akikoさん)
ヘア/Akiko(marr自由が丘店)
撮影/古谷利幸
取材・文/小澤佐知子
構成/國見香