じんましんについての基礎知識 ぽつぽつじんましん、どう対処したらいい? | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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さまざまな原因から発生するじんましん。じんましんには多くの種類があり、ひとことにじんましんと言っても、見たことがなければじんましんなのかよくわからないこともあります。

 

いざというときのために、じんましんについての知識を備えておきましょう。この記事では「アレルギー性じんましん」について解説します。
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蚊にさされたような立体的なふくらみが肌に広がる

じんましんというと、赤いぽつぽつが体に広がっていく様子を思い浮かべるかもしれません。しかし、実際のじんましんの多くは、蚊にさされたときのようなふくらみが増えるものです。

 

最初は「虫にさされたかな?」と思う程度のふくらみが1つ、2つ現れるだけなのですが、そのうち肌の柔らかい部分を中心にどんどん増え、ふくらみとふくらみが合体し、広範囲のふくらみを形成します。治ってしまえば、肌にはなんの跡も残りません。

原因の多くは、なんらかの物質に対するアレルギー反応です。食品、薬品、塗料、香料、花粉、ハウスダストなど、原因になるものは数知れず、なかなか特定することはできません。

 

また、原因物質を特定できたとしても、普段は特にアレルギー反応を示すことはないのに、体調や状況によってじんましんに発展してしまう場合などもあり、なかなかじんましんを予防するというのは難しいことなのです。

とはいえ、じんましんが発生する少し前までに食べた食品や触れたものを思い出し、メモしておくことは、今後のアレルギー対策・じんましん対策に役立つことも多いもの。病院で確認されることもありますので、しっかり書き記しておきましょう。
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やっかいなのはかゆみを伴うこと。子どもの場合は特に早めの処置を

じんましんの多くは強いかゆみを伴います。早めに小児科やアレルギー科で受診し、飲み薬や塗り薬を処方してもらうことをおすすめしますが、状況によってはすぐに病院へ行くことが難しいかもしれません。

 

その場合には、かゆい部分を冷やしてみてください。市販の虫刺され用のかゆみ止めなども一定の効果が見られる場合もあります。

どうしてもかきむしって泣き出してしまうような場合には、応急処置として抗アレルギー系の薬や、抗ヒスタミン系の風邪薬(鼻水を止める効果があるもの)を飲ませるという方法もあります。普段から利用している風邪薬を確認してみてください。

 

今まで飲ませたことのないものや、大人用の薬を服用させるのは避けましょう。これはあくまでも緊急時の応急処置ですので、病院へ行くことを最優先に考えてください。

事前に何らかの薬を飲ませていてじんましんが出た場合には、薬品が原因の可能性もあります。このような場合にはどんな薬の服用も中止し、どんな薬を飲んだのか確認した上で医師に相談しましょう。追加で薬を飲むこともやめるべきです。

唇や喉の腫れがある場合には、さらに症状が進んで気道が確保できなくなり、呼吸困難に陥る可能性もあります。この場合には危険な状態になる恐れもありますので救急を利用するなどして、いち早く受診するようにしましょう。

じんましんの症状は、刻一刻と変わるものです。肌だけでなく、体温、顔色、呼吸・咳などを含め、頻繁に様子を見てください。子どもから目を離さないことが大切です。

 

なお、じんましんは短時間で治まる場合もありますが、症状がくり返されることもよくあることですので、常備薬のことも含め、医師に相談することをおすすめします。