若年層で梅毒患者が増加―「男性同士の性的なコミュニティ」での感染を疑う | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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3月24日に、「若年層で梅毒患者が増加している」という国立感染症研究所の発表がありました。

平成22年には621人だった患者数が、平成25年には1,226人と、2倍近くに増加。特に25歳から29歳の若年層の増加が目立つそうです。

さて、この「梅毒」ですが、どんな性病なのか皆さんご存じですか? 東京・新橋にある性病科クリニック『あおぞらクリニック』の内田千秋院長に、「梅毒」について聞いてみました。

■梅毒はかつては死の危険もある怖い病気だった!

――「梅毒患者が増えている」と国立感染症研究所が発表しましたが、この梅毒というのはそもそもどんな病気なのでしょうか?

内田院長 梅毒は、「スピロヘータ」という細菌の感染による性病です。基本的には性交渉で感染するもので、あとは母子感染することもあります。

――感染すると、どんな症状が出るのでしょうか?

内田院長 梅毒には第1期、第2期、第3期、第4期と4つの症状の時期がありまして、感染初期の第1期や第2期だとしこりや発疹などの症状が出ます。第3期、第4期になると、腫瘤などが発生し、第4期では死亡することもあります。

ただ、第3期や第4期は現代の日本ではまずないですね。

――なるほど。歴史上の人物も「梅毒で死亡した」という話もありますね。この梅毒患者ですが、男性と女性ではどちらがなりやすいのでしょうか?

内田院長 統計では、4:1で男性の方が多いようです。国立感染症研究所の発表でも、「男性同士の性的なコミュニティ」での感染を疑う話が出ています。

――男性同士の性的接触での梅毒感染が多いのですね……。ちなみに梅毒の検査はどんなことをするのですか?

内田院長 梅毒は血液を採取しての検査です。もし感染しても、投薬で簡単に治すことができますが、できるだけ早く見つけて治療することが大事ですよ。

年々増加している梅毒患者。可能性は低いとはいえ、死ぬかもしれない病気ですから男性も女性も自覚症状が出る前に検査しておくのがいいかもしれませんね。

『あおぞらクリニック』HP
http://www.aozoracl.com