薬で乳がん治療、英国で治験へ 手術なし、英国医師ら神戸の病院視察 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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過酸化水素(オキシドール)を用いて、手術なしでの乳がん放射線治療に取り組む神戸市中央区の神戸低

侵襲がん医療センター(KMCC)で1日、英ロンドンの王立マースデン病院放射線科医のジョン・ヤーノルド氏(68)ら6人が治療風景を視察した。

 

英国での公的保険適用に向けた臨床試験(治験)を準備中のヤーノルド氏は「乳房を守り大きな効果を出せる治療法。世界に広めたい」と話した。

 兵庫県立加古川医療センター(加古川市)の小川恭弘院長(64)が開発した「酵素標的・増感放射線療法(KORTUC)」。オキシドールから作った薬を患部に注射し、効果を妨げるがん細胞内の酵素を分解してから放射線治療を行う。

 小川院長が高知大教授だった2006年から治療を始めた。

 

これまでにKMCCでの33人をはじめ、全国10カ所余りの病院で700人以上に実施。薬物治療と併用し、9・5センチ大のがんが消えた人がいるほか、肝臓やすい臓など別のがん治療でも利用されている。

 ヤーノルド氏らは薬の作製や、患者に注射する様子などを見学。英では来月にも治験を始め、5年後の公的保険適用を目指す。

 小川院長は「日本では研究費の問題などで治験は始まっていない。英国で効果を証明してもらい、日本、世界の患者に届けたい」と強調した。