昨今、同居しているうちは少なくなったとはいえ、同居しているうちがあるのもまた事実です。そんな同居しているうちの嫁姑関係って、どうなっているか気になりませんか?
嫁姑が相対で罵り合うこともありますが、長年一緒に暮らしているとだんだん「触らぬ神に祟りなし」とばかりにあまり直接対決することが少なくなってきます。
そうすると、姑は細かいチェックなど形を変えて嫁をいじめ始めるのです。 実際どんなものがあるのでしょう? 台所もお風呂も一緒の完全同居のおうちの一部始終をご紹介します。
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執拗チェックその1:お箸の収納の仕方
お箸はどのように収納していますか? 我が家は、箸立てをテーブルの上に置いています。ちょうど定食屋の箸立てのような感じで、そこから各々箸を取るスタイルを取っています。
その箸は、朝と仕事から帰って来た時に食洗器(食器洗浄機)から出してバサッと入れるので箸の上下はランダムです。
それが仕事から帰ってくると、箸の先がすべて上向きになっているのです。子供や夫に聞いても揃えていないとのこと。…ということは、同居している姑が箸の向きを揃えて入れ直しているのです。
よく考えてみると、姑が箸置きを買ってきて「これを使いなさい」といわれたことがあります。もちろん、箸置きをおいてテーブルセッティングするのはステキなことです。
でも平日、仕事から帰ってきて急いで食洗器から食器を出して片づけて、食事の支度をして、家族6人分のご飯の盛り付けをして…という中に箸置きを置いてセッティングという作業はフェイドアウトしていきました。
姑は自室で食事を取っていて、筆者たちが作った料理はお盆に載せて持っていくのですが、それには箸置きを使っています。が、残念ながら家族は箸置きを使っていません。
執拗チェックその2:お風呂のバスマットの交換頻度
バスマット、どんな頻度で交換していますか? せめて2~3日は同じものを使いたいと思っています。
筆者宅は家族が多いので、確かに遅いタイミングでお風呂に入る人は濡れていて気持ちが悪いだろうなと思いますが、一晩干せば乾きます。ところが、姑は毎日バスマットを交換=洗濯機に入れます。
洗濯物を担当している人ならお分かりのように、バスマットは厚いのでなかなか乾きづらいので、雨の日には洗いたくないものです。でも、姑はそんな事情はお構いなくどんどんバスマット交換をします。
自分の服の洗濯は自分でしてくれますが、コチラの担当する家事を手伝わない以上、余計なことをしないでほしいです。天気や仕事の帰り時間の兼ね合いを考えて家事を進めているので、
手伝う気がないなら放っておいてほしいというところが正直なところです。洗濯機に放り込んであるまだ使えるバスマットは、洗濯機を回す前にバスマット掛けに戻して乾かしてつかっています。
執拗チェックその3:人の勤め先や職業の念入りチェック
人の勤め先や職業で判断するタイプの人がいますが、姑はまさに典型です。なので、姑のお友達の息子さん・お嫁さんの勤め先・職業で聞こえのいいものをとても有難がります。
常に誰かと比較していない時が済まないのです。自分の息子や娘、嫁や婿、さらには孫を引き合いに出して、おばあちゃん同士もマウンティングしていると感じるときもあります。(笑)
姑が知っている仕事は、とても限られたものと日々感じています。テレビや雑誌や噂話が情報源で今どきの仕事事情は知りません。いわゆる情報弱者でむしろ可哀そうだなと思えるようになりました。
まとめ:「こんな風に思っているんだろうな」と思い込まない
「執拗にチェックされている」というのは、ある意味こちらの憶測です。自分に非があると思うと、どうしても卑屈な発想になってしまいがちです。
例えば台所を片づけてくれているんだったら「有難い」と思い、その事象はあるがまま受け入れあまり考えないのが吉です。
以前流行った「考えない習慣」という本(お坊さんである小池龍之介さんが書かれています)にもありましたが、余計なことを考えないことは自分のストレスを減らすコツです
。相手の言動や行動に惑わされず、自分のやるべきことに没頭する…料理なら料理、子供との会話なら子供との会話、仕事なら仕事に集中すると、結構ストレス解消になります。そんなことが気分良く日々を過ごせるコツなのかもしれません。