「企業年金」は終身でもらえるものですか? | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。

 

そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

今回は、企業年金についてです。

Q:企業年金は、終身でもらえるのですか?

「企業年金は、将来受け取るときに、終身でもらえるものなのでしょうか?」(匿名希望)

A:企業年金には3つあり、種類や制度によっては終身で受け取ることができます

公的年金制度の国民年金が1階部分、厚生年金が2階部分とすると、企業年金は私的年金制度であり3階にあたる部分となります。企業年金には、確定給付企業年金(DB)、厚生年金基金、企業型確定拠出年金(DC)の3つがあります。

 

確定給付企業年金(DB)と厚生年金基金については、従業員と会社で老後の給付を取り決めた形の制度なので、終身で給付金を受け取ることができます。

 

一方、企業型確定拠出年金(DC)とは、会社が金融機関と契約を結んで取り入れている制度です。つまり、会社によって企業型確定拠出年金(DC)の制度は違います。会社が導入した制度上で終身受け取りの金融商品を選択できなければ、年金を終身では受け取れません。

 

自分がどういった受け取り方ができるのか、企業年金の年金証書に同封されている問い合わせ先に確認してみましょう。いつからいつまでと支給期間のはっきりした記載がなければ、終身で支払われるでしょう。

 

文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士)

銀行員、税理士事務所勤務などを経て自営業に。晩婚で結婚・出産・育児した経験から、日々安心して暮らすためのお金の知識の重要性を実感し、メディア等で情報発信を行うほか、年金相談にも随時応じている。