モルデナのインフル・新型コロナ混合ワクチン、後期試験で目標達成 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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(ブルームバーグ): 米モデルナは、インフルエンザと新型コロナウイルスの混合ワクチンが極めて重要な後期臨床試験の目標を達成したと発表した。利便性が高くワクチン接種疲れに対処できる予防接種に一歩近づいた。

 

  この試験では、モデルナの混合ワクチンを接種した人と、競合他社製インフルエンザワクチンとモデルナ製新型コロナワクチンの両方を同じ受診時に接種した人を比較。

 

10日の発表資料によれば、モデルナ製混合ワクチンは、50歳以上の成人では認可されたインフルエンザワクチンと新型コロナワクチンよりも、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスに対して高い免疫反応を示した。

 

モデルナは同プログラムの次のステップについて規制当局と協議するとしている。

 

  モデルナの株価は10日の米株式市場開始前に一時2.1%上昇した。

 

  混合ワクチンは接種率向上を目指すモデルナの戦略の柱。同社は利便性を高め、一度に2本の注射で予防接種を受けることをためらう人や、何度も予防接種に行くことを好まない人々の両方にアピールしたい考え。

 

1回の注射でインフルエンザと新型コロナの両方のワクチン接種ができれば両方を予防接種できる可能性が高まると同社幹部は話している。