足がダルい…それ、「エコノミー症候群」かも!?【簡単むくみ対策3つ】 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

 足がむくむ皆さま、こんにちは。普段からむくみケアはしていますか?

 私はこのところ、むくみがひどく、起きて立ち上がった瞬間からどんどん足が太くなってしまうほどだったのですが、「太ってきたから仕方ない」とケアをしないでいたのです。

 

そしたら、次第にだるさが増していき、ついには長く歩けなくなるほどに。そこで内科に出かけたところ、先生から聞きなれない単語を告げられました。それは、「静脈還流障害」。

「え、それって何?」と戸惑う私に先生は、「下半身がだるくなる原因として、“静脈還流障害”の可能性もある」と教えてくれたのです。

※【参考記事】ポッコリお腹も放置厳禁!? 危険な“むくみ”の見分け方⇒http://joshi-spa.jp/229509

◆血管の障害とは盲点だった!

 このほど初めて知ったのですが、「静脈還流障害」というのは、血管の中の「静脈」の流れが滞る障害で、女性には案外多いとか(静脈というのは、動脈に対する静脈のことで、心臓から全身に流れる血管が「動脈」で、全身から心臓に血液を戻す血管が「静脈」ですね)。

 で、なんと下半身の静脈には、血液が逆流するのを防ぐための「弁」が折々についているらしいのです。なぜかというと、重力に逆らって、血液を心臓に戻さねばいけないから。

 

そしてこの弁が機能しなくなると様々な症状を生み出してしまうのですが、大事化すると静脈がボコボコに浮き出る「静脈瘤」になってしまったり、皮膚が色素沈着して褐色になったり、潰瘍ができたりするというのです。

 しかも弁は一度壊れると、決して元に戻らないとか……。詳しくは、専門サイトを発見したのでチェックするといいでしょう。

●静脈還流障害WEBはこちら http://www.cvi-info.jp/

◆静脈が滞ると“むくみ”が起こる理由

 なお、どうして弁が機能しなくなるかというと、下半身で静脈の流れが滞ると、静脈内の圧力が上昇し、血管内から血管外へ血液の血漿成分(水分)が浸み出て、細胞外に水分がたまる。

 

これが、むくんだ状態です。それが慢性化すると、静脈の弁機能が低下してゆくのだとか。

 私の場合、その後さらに血管外来に赴いて、CTで下半身の血管画像を撮っていただいたのですが、それによると、「慢性化はしてはいないけれど、放置すると慢性化するかも」という状態だったらしいです。

 

いわゆる「エコノミー症候群」の状態がこれにあたるということです。だから、皆さまもむくんだ状態を放置しないようにはしてほしいなと思いました。

◆なりやすい人と対策は?

 では、どういう場合に、静脈還流障害になりやすいかということを照らし合わせてお伝えしておきますと、「動かない」「筋肉が少ない」「急に太った」という辺りだと思います。

 

特に私は、冬の間ほとんど動かずに、同じ姿勢で過ごしていたので、いかにも血流に悪かった。

運動はしているつもりだったのですが、「24時間のうち、1時間したからOK」というスタンスで、こまめに動かしてはいませんでした。

 

けれど足のむくみを防ぐには、まとめて運動するよりも、一時間に一回足を動かすなどのほうがよいらしいです。たとえばパソコンに向かいっぱなしなら、ときどき立ち上がってみるとか、足をぐるぐる回してみたりするとか。

◆むくみグゼがついてしまったら

 私は、結局むくみがとれにくい状態になってしまったのですが、そんな私が「楽になった」と実感したものは、以下の3つです。

【1】着圧ソックスを穿く。

【2】寝るときは足を高くする。

【3】作業中も時々足を上にあげる。

 特に着圧ソックスは、するとしないとでは大違い。私は医療用を愛用していますが(膝下タイプで5千円程度、

腿までタイプは8000円程度で、保険はききません)、以前購入した医療用ではないソックス(「メディキュット」など)でも、十分楽だと感じました(こちらは2~3千円程度)。

 

さらに、同じ悩みを抱える女性から教えてもらった「寝た状態のまま足を上に上げてブラブラさせる運動」を寝る前にした翌朝は、むくみが少なかったです。

 以上、まとめると、「足のむくみは放置せず、都度都度に対策を取るべし!」です。放置すると、ありえないくらい、足がだるく辛くなりますから。

 

私のように「足が太くなったから仕方ない」などとあきらめて足を見捨てたりせずに、慢性化させないようにケアすることを本気でオススメいたします。