「イボ」とは皮膚から盛り上がっている小さなできものを意味する俗語です。どうしてイボができてしまうのか不思議ですよね。
なかなか治らないものや、目立つ場所にできてしまうと困ってしまいます。気になるイボの様々な原因を紹介します。
要チェック項目
□ウイルスが外傷から侵入し、そこからイボができる
□肥満体質の人は一般の人に比べるとイボができやすい
□イボに麦茶が効く
イボの原因1:ウイルス
ウイルスが原因でできるイボ。「ウイルスが感染してできるイボ」で、専門用語でウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれるものです。
ウイルスが外傷から侵入し、そこからイボができる。外傷を受けやすい肌の露出した部分にできやすいようです。皮膚の一番底の部分までウイルスが侵入することによって発症します。
ウイルスに感染した細胞は、過剰に細胞分裂を繰り返し、他の細胞を押しのけ表皮の部分まで細胞分裂を繰り返すので、イボとして現れてしまいます。
このウイルス名は「ヒトパピローマ」と言います。その種類は驚愕の100種類以上。見た目の違う多くの種類があり、原因になるイボのウイルスに少しずつ違いがあることでイボのできる大きさや場所も違ってきます。
傷を負った手で他人のイボを触ると稀に移ってしまう事があるので注意が必要です。その他には水イボというポックスウイルスに感染して発症するイボもあります。
ウイルス性のイボの種類