妊娠中は予期せぬ病気を発症したり、出産は壮絶だったり、赤ちゃんの頃は赤ちゃん中心の生活。「こんな大変さ、一体いつまで続くんだろう」と疲れ切ってしまっていませんか? 今回は、そんな妊娠中や育児中のお母さんに向けて、お伝えしたいメッセージがあります。
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妊娠や出産から子育ては始まっている!
赤ちゃんがおなかにいることによってホルモンバランスが乱れ、全身のかゆみで苦しむ人は多いものです。この症状は妊娠性湿疹といわれ、産後には落ち着くとはいわれていますが、夜も眠れないほどの痒さを感じる人もいます。
また、高齢出産の方が発症しやすいといわれているのが、妊娠高血圧症候群です。重症になると即入院という事態となることもあり、大学病院での出産となるケースもみられます。
そして妊娠中のトラブルを乗り越えたと思ったら訪れるのが、出産です。何時間も、なかには何日も陣痛に苦しむ人もいます。あまりの痛さに、ご主人に暴言を吐いてしまうことも・・・。それくらい出産は必死なこと、まさに命がけなのです。
大変なのは赤ちゃんの時まで、ではない!
生まれてすぐの赤ちゃんは横になって寝ていることが多いですが、ひとりで歩き始めると目が離せなくなります。常に注意をしておかないと、誤飲やケガの危険が非常に高いです。
そんな中でも工夫をすることで、子育ての大変さを軽減されることができます。例えば、お風呂を例に挙げてみましょう。
お風呂に入る時には、まず洋服を脱がなくてはいけません。冬場は脱衣場が寒いので、お母さんが先に洋服を脱いで、子どもが次に洋服を脱ぐことになるでしょう。お母さんの体は冷え切ってしまいます。
このような状況を少しでもラクにするためには、まずお母さんも子どももボタンのある服は着ないようにし、お母さんはブラトップを着用するだけでも大きく違います。
また、お母さんが髪の毛や体を洗っている間に子どもが飽きてしまわないよう、お風呂場用のおもちゃを用意しておくのもおすすめです。プリンカップやペットボトルを使った手作りおもちゃでも、子どもは楽しんで湯船でひとり遊びをしてくれます。
その間に、お母さんは、シャンプーとコンディショナー、そしてトリートメントをオールインワンにしたものを使ったり、洗顔フォームやボディソープは泡タイプのものを選んだりするなどして、できる限り時間をかけずに身体をきれいにしましょう。
大変な子育て、これっていつまで続くの?
確かに子育てはとても大変です。妊娠中から思い通りにいかないことも多いものです。けれど、こんなにも大変な時期はたった数年ほどといえます。もちろん大きくなっても子育ては続きますが、これほど子どもと触れ合える時間は限られているのです。
今は子育ての大変な渦中にいるのでなかなか先のことまで考えることはできないかもしれませんが、「あの頃に戻りたいな」と思う日がきっと来ますよ。それほど貴重な時間を、今あなたは過ごしているのです。
大変な子育てを経験すればするほど、子どもはどんどんかわいくなっていく
お猿さんのような顔をしていた新生児の時期よりも、「ママ」と話し出す時期。もっといえば今日よりも明日、明日よりも明後日の方が子どものことを愛おしくなると、子育て経験のあるお母さんは語ります。
もちろんこれは、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、大変な子育て時期を過ぎているからこそ言えることなのですが、今しかないこの瞬間を大切に過ごしていただきたいものです。