【がんに打ち克つレシピ」鶏肉レモン煮 レモンの皮は抗がん剤以上の効能!? | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

意外と知られていませんが、実はレモンの旬は冬なんです。わが家のレモンの木は、秋から収穫を楽しんでいます。今回は旬をいただくレモン丸ごと摂取のレシピです。

 レモンに含まれる成分の代表格と言えば、クエン酸とビタミンC。ともに疲労回復や免疫力向上、抗酸化作用などの効果が期待されます。驚くのは、「中身より皮に栄養素が多い」こと。ビタミンCでいうと約5~10倍多く含まれています。

 さらに近年では、皮に含まれる強力な殺菌作用が注目されており、一説によると「抗がん剤などの化学療法より1万倍もがん細胞を死滅させる作用がある」との報告も。これには期待せずにいられません。

 ちなみに、鶏肉と組み合わせたことには理由があります。鶏肉には人体のあらゆる臓器を構成するタンパク質の一種のコラーゲンが多く含まれているのです が、このコラーゲンは水に溶けやすい性質を持ちます。しかし、ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率が大幅にアップします。鶏の空揚げなどにレモン汁をかけるのは理にかなっているわけですね。

 こよいは身体に旬のエネルギーを注入しましょう! 風邪の予防にもぴったりですよ。

【材料】2人分
手羽元 200g(4本)
レモン 1個
黒オリーブ 8個
オリーブオイル 適量
白ワイン 大さじ4
はちみつ 大さじ1
薄力粉 小さじ1
塩 小さじ1/8
コショウ 適量

【作り方】
1 手羽元に塩をぬり、薄力粉をまぶす。
2 レモンは1/2を絞り汁にし、1/2は輪切りスライスにする。
3 フライパンにオリーブオイルを入れ、1を入れ中火で両面焼く。
4 3へ白ワイン、はちみつ、レモン輪切りを加え、蓋をして中火5分蒸し焼きする。
5 レモン汁、黒オリーブを入れ、塩、コショウで味を整える。

 ■今坂佳美(いまさか・よしみ) 1975年生まれ。ボートレースリポーターを経て、現在は食育指導士、食空間コーディネーター、“超”時短調理研究家として活躍。ボートレースのトップ選手で胃がん闘病中の夫・今坂勝広を食でサポートしつつ、浜松市で「ラウラウキッチンスタジオ」を主宰。そのかたわら、オリジナル多機能お重「koquaコクア」も考案。3児の母。