【今からトレーニング】健康不安の人にも3つの効果 スロージョギングのある生活 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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内臓機能やコレステロール値、血圧、体脂肪の数値が悪化すると、医師から塩分やアルコールなどの摂取量を減らすことと同時に、適度な運動を勧められる。

何年も言われ続けて、頭では分かっちゃいるのだが…という人も多いことだろう。そもそも、「適度な運動」って、どんな運動だろう?

 ここでは、その「適度な運動」のひとつとして、「スロージョギング」に目を向けてみたい。スロージョギングとは、その名の通り「ゆっくり走る」ことだが、普通の人が思い描く以上にゆっくり走る点が特長だ。

 走る際にはテンポよく小刻みに左右の足を動かすが、足踏みの延長程度の小さな歩幅で進むので、結果として歩くくらいの超スロー速度になる。その程度のゆっくりさで十分というのがスロージョギングの考え方だ。

 そんな速度なら走るより歩くほうがいいではないかと思うかもしれないが、「歩く」と「走る」では筋力の使い方が大きく違う。

ただ、スロージョギングは超ゆっくりだから、疲労物質である乳酸が筋肉にたまらず、ほとんど疲れない。にもかかわらず、筋力は普通に走っているのと同じように鍛えられるという利点がある。

 「スロージョギングは、(1)筋力(2)エネルギー消費量(3)持久力の3つを同時にアップできる効率いい運動です。しかもリスクが全くありません。この3つをリスクなく網羅する運動は他にありません。

筋力やエネルギー消費量の多いハードなスポーツでは、心臓や血圧に負荷がかかり、健康に難のある人や高齢者には勧められません」

 こう語るのは、スロージョギングやスローステップのコーチである讃井智子(さぬい・ともこ)さん。健康に不安のある人や、体力の衰えから運動に対してネガティブな思いを感じている人でも取り組めるのがスロージョギングなのだ。

 讃井さんは、「運動して健康になったら何をしたいかを考えてほしい」と言う。

 若いころに楽しんでいたテニスやスキーを再びやりたい、職場の若手に誘われているフットサルをやってみたい、海外旅行を楽しみたい…思いは人それぞれだろう。

 「健康やダイエット、若々しさを手に入れた未来の自分に近づくために、スロージョギングはとても最適なやり方です」

 讃井さんが太鼓判を押すスロージョギングについて、これから数回にわたって紹介したい。