被害続出!“やけど虫”の特徴や対処法は? | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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夏に発生する虫の健康被害といえば、蚊やハチが真っ先に思い浮かぶと思います。

 

じっさいに、蚊やハチの被害は多いですが、ほかの虫にも要注意。最近話題の“やけど虫”を知っていますか? じつは、全国各地で被害が続出しているのです。

●“やけど虫”ってどんな虫?

あまり聞き慣れない名前ではありますが、やけど虫の正式名称は「アオバアリガタハネカクシ」というもの。体長は1cmに満たず、およそ7mmほどの、黒とオレンジのしま模様が特徴の昆虫です。

 

日本では、北は北海道から南は沖縄まで、全国どこでも生息しています。湿気を好む性質があり、田んぼや川岸の周辺など、湿気が多いところに多く見られるといいます。

4~10月までの活動期間のなかで、とくに6~8月にかけて活発になります。湿気を好むとはいいますが、光に寄ってくる性質もあるので、街灯や家の玄関、ベランダにもよく姿を現すそうです。

●アリにそっくり!?

やけど虫は、まるでアリのような姿をしています。知名度もそこまで高くないので、アリと勘違いされることは少なくありません。

 

そのため、子どもが興味本位で触ったり、家から追い出すために手で掴んでしまったり。これが、やけど虫の被害が続出する理由のひとつかもしれません。

やけど虫の体液には、「ぺデリン」という物質が含まれています。やけど虫に触れると、水泡ができ、やけどの痕のようになるのは、これが原因。

 

さらに厄介なのは、卵・幼虫・蛹(さなぎ)・成虫のいずれにも、この「ぺデリン」があるということ。これが、やけど虫と呼ばれる所以だそうです。

●もし触ってしまったら…

やけど虫に触ってしまったら、まずはすぐに水道水で洗い流してください。数時間経つと、徐々に赤く腫れてくるので、皮膚科を受診しましょう。

 

もうひとつ注意すべきなのは、体液のついた手で目を触ってしまうこと。子どもはビックリして泣いてしまうこともあるので、そのままの手で目をこすってしまう可能性大。炎症や激しい痛み、最悪の場合は失明することもあるそうなので、ご注意を!

夏場はとくに被害が増えます。厄介なことに、やけど虫はどこにでも現れる昆虫です。前述のような特徴の昆虫をみつけたら、素手では触らずに、割り箸やスコップを使って外に出しましょう。