水を飲むと痩せる!? 水飲みダイエットのウソ・ホント | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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■あとコップ2杯の水分補給を!
ミネラルウォーターなどの水を1日にたっぷりと飲んだり、炭酸水を用いたりと水を飲むダイエット方法は広く知られています。美容のために水分補給を心がけている女性は多いのではないでしょうか。

 

しかし厚労省によると、多くの日本人は水分不足気味だとのこと。平均的にコップにあと2杯飲むことを呼びかけています。

■1日に必要な水の量
成人男性が比較的安静にしていた場合(※)、1日に必要な水の量は2.5リットル。

 

約半分が尿や便などで排泄され、呼吸や汗で残りの半分くらいが使われるという内訳です。それを補う水は、食事から摂取するのが1リットル、飲み水として飲むものが1.2リットル、代謝の際につくられる水0.3リットルの3種類。

 

つまり、特に運動などの活動をしていない成人男性は、飲み水で1.2リットルくらいを摂る必要があるということになります。

※厚生労働省資料では成人男性の水分摂取目安量のみ提示

もちろん、汗をかく夏場、運動をしたとき、飲酒した後などは多くの水が必要になります。

 

気温の高い時期はこの1.2リットルにプラスして、失われた水分も補う必要がありそうです。身体の大きさによっても、1日の過ごし方によっても目安量は異なります。個人のライフスタイルにあわせて調節しましょう。

■水分が不足するとどうなるか
水分が不足すると、夏に起こりやすい熱中症(熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病の総称)をはじめ、脳の血管がつまったり破れて脳細胞に栄養が届かなくなり細胞が死んでしまう脳梗塞、

 

動脈硬化により血管の内腔が狭くなり血液の流れが制限されて心筋が壊死(細胞の活動停止)に陥る心筋梗塞など、命にかかわる重要な病気を引き起こすことが心配されます。

体重を減らそうと無理な水分制限をしたり、水分を摂らないで真夏に炎天下の運動を長時間行うなど、汗を大量にかくようなときは要注意。ダイエットどころか重篤な事態につながってしまうので、極端なことはしないようにしましょう。

■水を飲んで太ることもある?
結論から申し上げて、水やミネラルウォーター、無糖の炭酸水を飲んでも太りません。健康な人の場合は、必要のない水は体外に排泄されるようにできているので安心して飲んでください。

 

ただし、水分として甘い飲料やエネルギーのある飲料を大量に飲んだ場合は別です。市販の清涼飲料水に表示されているカロリーは100mlあたりのことが多いので、多く飲んだ時には数字をチェックして、糖分の摂りすぎにならないように飲み物を賢く選びましょう。

■水を飲むと痩せる?
残念ながら水やミネラルウォーターや炭酸水を飲んで体脂肪が減るという直接的な根拠はありません。

とはいえ、たとえば起床時に水分を摂ることで、夜間に失われた水分が補われ、排便がスムーズになるということはあります。

 

また体内の細胞は水分を必要としているので、十分な水を補給し続けることで、カラダが本来持っている代謝機能を向上させることはできるでしょう。十分な睡眠とバランスのとれた食事、そして適切な水分補給が、健康でキレイなカラダのために欠かせないということです。

■水を飲むと良いタイミング
基本は、喉が渇いたと感じる前に飲むことが大切です。起床時、就寝前、午後の休憩タイム、入浴前後、スポーツをする前後などがベストでしょう。