下半身デブの原因は○○にあった? 簡単自己チェック | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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■体重は落ちても下半身だけがやせないのはなぜ?

 ダイエットをして体重は多少は減るものの、何故か下半身だけは細くならない……なんて経験ありませんか? 下半身がやせない理由は、骨盤の位置と姿勢が正しくないからと言われています。

 

骨盤の位置と姿勢を正しくすることで、本来つくべき位置に筋肉、脂肪がつき体全体のバランスが良くなるのです。

 下半身痩せを目指して脚の筋トレばかりをメインに行う人は多いですが、体は全部繋がっているので、上体の中心部にある「大腰筋」を強化することが重要です。

 「大腰筋」とは、背骨を支え上半身と下半身をつなぐ大切な筋肉です。お腹の奥にあり、外からは見えない「インナーマッスル」で、30歳を過ぎた頃から衰えやすいと言われてきましたが、現代では10代の方でも衰えていることも珍しくないと言われています。実は、この大腰筋が衰えると下半身デブの原因にもなってしまうのです。

■大腰筋が劣えるとおこる下半身太りの原因

□下半身に脂肪をため込んでしまう

 骨盤が前傾を保てなくなり、内蔵を支えている筋肉が緩んで内蔵が下垂してきます。また、骨盤周辺の筋肉代謝も低下し、下半身に脂肪が溜まりやすくなります。

□下半身がむくむ

 血液は下に流れやすく心臓に戻るまでに負荷がかかります。骨盤の血管が圧迫されても血液は足の方へと流れこむことはできますが、足に流れた血液は骨盤の圧迫と重力に遮られて心臓に戻りにくくなります。これにより過剰な血液が足に滞り、下半身がむくみがちになるのです。

□下半身の脂肪が燃焼されない

 骨盤の表面を走る神経の中には、筋肉に作用してエネルギー代謝を高めたり脂肪分解を促したりする交感神経があります。これも同時に圧迫されて機能が十分に発揮できなくなるので、とくに下半身の脂肪が燃えにくくなります。

 

普段から姿勢が悪い、ほとんど歩かない、短時間にお酒を飲みすぎると筋肉にダメージがでます。こういった方は大腰筋が衰えている可能性が高いと言われています。

■大腰筋の衰えチェック

 以下の項目に当てはまるものがあればチェックしましょう。

□下腹部がぽっこり出てきた
□姿勢が悪いとよく言われ、猫背である
□お尻が薄く、平べったい。垂れてきた
□ふだん、ほとんど運動しない
□歩いているときによくつまずく
□歩くのが嫌でよく乗り物を利用する
□以前に比べ歩く速度が遅くなった
□腰痛がある
□冷え性である
□正座をするのが苦痛
□階段を上がるのが苦痛
□椅子に深く腰掛けるのが苦痛

・5個以上:赤信号! 大腰筋がかなり衰えています。
・1~4個:黄色信号! 現段階では許容範囲ですが放置すると危険です。
・0個:理想的! 良好です!

■上半身と下半身をつなぐ「大腰筋」を強化すると……

□大腰筋の3つの働き

・太ももを上げる(股関節を曲げて歩いたり走ったり階段を上がったりする動作の補助する)

・背骨(脊柱)を支える(背骨に自然なS字形の湾曲を保持することにより、お尻、お腹、腰の筋肉を引き上げる)

・骨盤を正常に保つ(腸骨筋との連動により骨盤を適度に前傾させて支え、背骨にかかる重力の負担を軽くし直立姿勢を維持する。また、内蔵を支え、腹筋・背筋を強化する働きがある)

 大腰筋を鍛えることで、以下の効果が期待できます。

・股関節にあるリンパが刺激され血行が良くなるのでむくみが改善される
・骨盤の位置が正常になる
・正しい姿勢を保てるようになることで、体全体の自律神経、ホルモンバランスが整う

 筋肉は加齢と共に衰えますし、よりよいスタイルを作るためにも、日ごろから大腰筋を鍛えるようにしましょう。大腰筋はトレーニング(フォワードランジなど)によってすぐに回復できます。

 

早い人なら2週間、遅い人でも2カ月(個人差はあります)で効果を実感できるでしょう。体重の変化より、ひきしまったバランスのよいスタイルになるでしょう。

■大腰筋は筋肉の補正下着

 大腰筋は「筋肉の補正下着」とも言われています。

 補正下着は脂肪を筋肉の代わりに支えるわけですから、自分で大腰筋を鍛えれば脂肪が正常な位置につき、引き締まりますので、下半身だけがやせないということはなくなります。毎日ではなくても、1日おきでも意識してトレーニングを実践していくだけでも効果が実感できますよ。