コッテリした肉料理や油っこい揚げ物など、ヘビーな食べ物を日常的に食べていて、消化不良や胸焼けをおこしたこと、みなさんも経験があるのでは? それ、胃酸の逆流が原因かもしれません。
こういった状態を放っておくと、しだいにそれが常態化し、“胃食道逆流症(逆流性食道炎)”になってしまう可能性があります。
そうなると、つねに胸焼けに悩まされるだけでなく、下痢、呼吸器障害、そして女性にとっては将来深刻な問題になる、骨粗しょう症にもつながりかねないとのこと。
そこで今回は、英語圏の家庭療法情報サイト『COMMON SENSE HOMESTEADING』を参考にして、胃酸の逆流を抑えてくれる5つの食べ物について、お伝えいたしますね。
■1:リンゴ
リンゴに含まれる自然のペクチンが、胃壁を守り、胃酸の逆流を防ぐそうです。ですから、胸やけを感じたらリンゴを食べてみましょう。生でも冷たいアップルソースでもOKです。
■2:アロエベラ
アロエベラの消炎作用は、胃壁を保護して消化を助けます。食後や食間、または夜寝る前にジュース、ゼリー、またはサプリとして飲むようにしてみましょう。
■3:レモン
レモンって酸性だから、胃には良くないと思っていませんか? ところが、レモンの酸性には、胃酸の逆流を防いでくれる効果があるというんです。ですから、胃がおかしいなと思ったら、フレッシュなレモネードやレモン水を食事とともに飲むといいそうですよ。
■4:ショウガ
お寿司屋さんでは、ショウガを食べますよね? あれには、口をすっきりさせるだけでなく、消化を助け胃酸の逆流を防ぐ効果もあるんです。ショウガが辛すぎて取り入れにくいという方は、しぼって蜂蜜&レモンを加えた物やジンジャエールでも、その効果を発揮しますよ。
■5:パパイヤ
パパイヤには、“パパイン”という消化を助ける酵素がたくさん含まれています。この酵素は、胃酸の逆流を抑える効果もあるので、パパイヤをデザートに食べたり、スムージーに入れたりするとよいでしょう。乾燥した物をスナックとして食べても、効果があるそうですよ。
いかがでしたか? 胃酸の逆流は、放置すると慢性化するといいますから、やはり注意したいですよね。みなさんも、これを参考にして、できるだけ胃酸の逆流を防いでくださいね。