勘違いって、大人になってもありますよね。例えば、ずっと「お肌にいい」と思っていたことが実は肌に悪影響だった、なんて勘違い経験はありませんか?
こういったことは、早めに気付かないと手遅れになってしまいます!
そこで今回は、ついやってしまっている日常のNG行動を、美容皮膚科医の水野惇子先生にお伺いしました。
■朝起きてからすぐ日焼け止めを塗って!
忙しい朝。まだまだ寒いこの時期はお布団から出るのもやっとですよね。あなたは朝起きて、お布団から出たら、下記4つのうち一番先には何をしますか?
(1) カーテンを開ける
(2) 洗濯物を干す
(3) ゴミを出しにいく
(4) 顔を洗って日焼け止めを塗る
どれも朝やらなければいけないことですが、美肌を保つにはまず(4)の日焼け止めを塗ることが先決!
朝でも、窓を閉めていても紫外線は入ってきます。冬は、確かに紫外線量は夏よりも少なくなってはいますが、紫外線が降り注いでいることには変わりありません。
「紫外線によるダメージはお肌に貯まっていき、シミ、シワの原因になっていきます。カーテンを開けたり、洗濯物やゴミを出したりなどで少しでも日差しを浴びる前に、日焼け止めを塗ることが素肌を美しく保つコツです」(水野先生)
■実は肌を老化させていた4つのNG行動
また、つい普段やってしまいがちだけど実は肌に悪いことを4つ、水野先生に教えていただきました。
(1) お湯での洗顔や食器洗い
お湯は必要な皮脂までとってしまいます。また、この時期やってしまうのが、お湯での食器洗い。
油物がとれ易いので便利なのですが、手の皮脂も洗い流してしまいます。お湯の温度を低めに設定したり、洗い物の後すぐにハンドクリームを塗るか、手袋をして行うのがおすすめです。
(2) 帰宅後・寝るまでメイクをそのまま
メイクは肌にとって負担なもの。帰宅後はお化粧をとり、保湿や美容液で、一日の疲れをとってあげることが必要。
(3) 入浴時、汚れをしっかり落とすため“ゴシゴシ”ボディケア
洗顔でこするのは勿論、身体もこすり過ぎは皮脂を取りすぎてしまったり、皮膚を傷つけ黒ずみを作ってしまったりする原因に。
(4)長時間のパック
10分放置と書いてあるパックを30分、1時間と長くすれば、もっと美容成分が顔に入り込みそうですが、実は逆効果。どんどん乾燥していき、折角入った美容成分も蒸発してしまいます。
いかがでしたか? どれも「ついやっちゃう!」と思ってしまう日常行動ばかりでしたね。ここで、ドキッとした方は今日から少しずつ直していけば、美肌を手に入れられますよ!