なんだかお腹が張ってきた、そんなサインが、月に1度のブルーな1週間を思い出させていませんか?
生理は女子にとって避けて通れない現象ですが、その前後まで体調や気分に影響が出ると、1か月の半分がブルーデーになってしまいますね。ここでは生理前に起こりやすい不快な便秘の原因と対策についてまとめてみました。
1.黄体ホルモンの影響
女性ホルモンの中の「黄体ホルモン」は主に、妊娠状態を維持するために働きます。その働きの一つに、子宮筋の収縮を抑える動きがあります。
この働きの影響を受けるのは腸。腸の筋肉も動きが鈍くなってしまい、便秘になりやすくなってしまいます。腹筋を刺激するマッサージやエクササイズで腸の働きを促しましょう。
2.水分不足
排卵後から生理が始まるまでの間の妊娠初期にあたる時期、妊娠状態を維持しやすいよう体に水分を溜め込もうと働きます。
そのため、大腸の腸壁からも水分を吸収してしまい、体内をめぐる水分が不足。便が固く排出しにくくなってしまいます。そんな時は多めの水分を取りつつ、適度な運動で汗をかくのがおすすめです。
3.異常な食欲
生理前、やたらと甘いものが食べたくなることがありませんか?お腹は張っているのに、何か食べたくて仕方ない状態に追い込まれ、ついつい食べてしまう。すると、ますますお腹が張ってしまいます。
食べる量が増えれば、排出が追い付かないのも当然ですね。一人でいると誘惑に負けてしまいがちです。友人や恋人と一緒に過ごしたり、外出して気分転換するといいでしょう。
4.運動不足
生理前は憂鬱になったりだるさを感じたりしやすいため、体を動かすのが面倒臭くなります。すると自然と運動不足になり、汗もかかず体のめぐりが悪化してしまいます。憂鬱さが引き起こす、こうした現象を対策するには、まずは外へ出ましょう。そして人に会います。家や自分の中に閉じこもっていると、ますます気分も体調も便秘も悪化しかねませんよ。
5.子宮の病気
しつこく苦しい便秘があり、生理痛もひどい場合には、子宮の周囲に病気が潜んでいる可能性もあります。我慢できないような症状が続くようなら、専門医の診断を受けたほうがいいでしょう。気付いた時に早めに行動するのが1番ですよ。
いかがでしたか?
生理前に気持ちや体調に変化を感じるのは、女子にとって当たり前。でも、それが極端にひどいようなら我慢は禁物です。早めに専門家に相談して、ブルーデーを少しでも気分良く過ごせるようにしたいですね。