股間の毛を抜いて昏睡状態に陥った米国人男性、奇跡的に意識を取り戻す | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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 股間の毛を無理に抜いて昏睡状態に陥ったものの、奇跡的に助かった30代後半の米国人男性が話題を呼んでいる。

 

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 英紙デイリー・メールは3月20日、妻や娘とともに米国テキサス州に居住するスティーブン・スピナーレさんのケースを紹介した。

 

スティーブン・スピナーレさんの妹ミシェルさんによると、スティーブンさんは2022年末、皮膚感染症により敗血症と診断された。

 

敗血症とは、細菌が血液に入り込んで繁殖し、全身に感染症を引き起こす疾患で、急速に悪化すると敗血症性ショックに至る恐れがある。

イラスト=UTOIMAGE

イラスト=UTOIMAGE© 朝鮮日報 提供

 

 スティーブン・スピナーレさんは、敗血症性ショックにより▲血栓▲肺炎▲臓器不全▲急性呼吸窮迫症候群などの症状に陥った。

 

スティーブン・スピナーレさんが病院を訪れたときにはすでに敗血症の症状が心臓まで到達しており、医師たちは手術不可能との判断を下した。

 

その後、医師たちはスティーブン・スピナーレさんに脳死判定を下し、生存率を4%程度と予想した。ミシェルさんは「医師たちはスティーブンの脳活動がなく、この状況では助からないだろうと言っていた」と語った。

 

 しかし、スティーブン・スピナーレさんは1カ月間、心臓切開手術を含め複数の手術と治療を受けた末、昏睡状態から意識を取り戻した。

 

スティーブン・スピナーレさんは現在100%近く健康を取り戻し、特に脳損傷の兆候はなく、すでに退院したという。

 

 スティーブン・スピナーレさんが敗血症を発症したのは、股間に生じた内方発育毛を無理に抜こうとしたためだという。内方発育毛とはいわゆる埋没毛で、主に体毛がくせ毛の人に生じ、特に黒人に多く見られる。

 

また、除毛の際に毛が切れたり縮れると、皮膚の中にうずもれ、内方発育毛のように皮膚の中で毛が伸びることがある。

 

内方発育毛が生じると、▲発疹▲かゆみ▲炎症などが生じる恐れがあり、皮膚の中で毛がかたまって伸び、飛び出して見えることがある。

 

内方発育毛を除去したかったら、自分で除毛するよりも、皮膚科を訪れて医師の指示に従うのがよい。自分で除毛すると、傷や感染などが生じる恐れがある。

 

皮膚科ではレーザー脱毛で毛包を破壊したり、消毒済みの医療器具を使用する方法などで毛を除去する。

 

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