カウンセリングから学ぶ!「人の話を聞く」ときに気を付けること3つ | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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皆さんは、部下や同僚、あるいは友人から相談を持ちかけられたことがあるでしょう。相手が解決策を求めている場合は論理的に意見を述べれば良いのですが、そうでないときは対応に困るものです。

 

相手の話を根気よく聞くときには何に気を付けたらいいのでしょうか?今回は、“カウンセリング”の考え方を使って、人の話を聞くときに気を付けることを3つご紹介します。

 

今日のカウンセリングの基礎を作ったロジャーズという心理学者は、カウンセリングをする際に守るべき条件を3つ述べています。

■1:“自己一致”すること
自分が認識している自分のイメージと、実際に自分が経験すること(考えていることや行っていること)が一致している状態を指します。相談を持ちかける側は、認識と経験が不一致であるために不安や混乱を感じています。

 

たとえば、怒りを感じているのに、表面上平静でいる場合などは、心に大きな負荷がかかっている状態です。一方で、相談を持ちかけられた側が自己一致していれば、安定した精神状態で話を聞くことができます。

■2:相手を“受容”すること
正確には“無条件の肯定的配慮”とロジャーズは述べています。相手のことを無条件に尊重して、自分の価値観に関わらず、受け入れるという態度のことを指します。良い面も悪い面も両方認めて、受け入れることが、相手の話をきちんと聞くことに繋がるのです。

■3:相手に“共感的理解”をすること
相手の感情を理解しようとする態度のことです。相手の内面をまるで自分のものであるかのように感じることを目指しましょう。

 

ただし、まるで自分のものであるかのように感じることと、自分のものだと思うことは違います。相手の感情に巻き込まれないように注意しましょう。相手が悲しんで泣いているときに、自分も泣こう、ということではありません。

論理的に答えを導き出せる相談であればともかく、解決策が無い相談の場合は対応に困るという人も多いと思いますが、そのような場合には特に今回ご紹介した3つの要素が重要となります。信頼される上司を目指すためにも、ぜひカウンセリングの考え方を取り入れてみてください。