この季節は特に頬が赤くなったり、顔全体が赤くなったりと、“赤ら顔”に悩む方は多くいるかもしれません。
好きな男性の前で照れて赤くなるのと違い、一日中赤い顔でいるのは外出もはばかってしまったりと悩みの種でしょう。
ファンデーションやコンシーラーで一生懸命隠そうとするよりも、まずはその原因を知ってどうしたら治せるのか考えてみましょう。
この■なぜ赤ら顔になってしまうの?
まず最初に確認しておきたいのは、緊張したり恥ずかしいことが起こって顔が赤くなるのは、“赤ら顔”ではありません。
一時的に赤くなるのではなく、一日を通して常に赤くなってしまう場合について、その原因についてご紹介します。
赤ら顔の主な原因は血流の問題といわれており、顔が赤く見えるのは血液が顔の皮膚を通して見えるから。血液の流れが滞ってしまっているために、顔の一部あるいは全体が赤く見えてしまうのです。
敏感肌の方やアトピー性皮膚炎の方も同様で、肌のバリア機能が低下してしまい、肌がダメージを受けている可能性があります。
■対策は肌への刺激を減らすこと
赤ら顔になりやすい方は、顔の皮膚が弱いタイプが多く、何らかの炎症を起こしているのと同じことです。そんな方は、洗顔のときにゴシゴシと強く洗っていたとしたらアウト。
またピーリングやマッサージのやりすぎも禁物です。それらは、弱い皮膚の方には強すぎる刺激となってしまい、ますます肌の炎症を悪化させてしまいます。
洗顔は十分に泡立てたフォームを顔にのせて指でなぞる程度で、やさしくいたわってあげましょう。また化粧水は、使い慣れた低刺激のものをセレクトすることをおすすめします。
ビタミンKで内側から強い肌に
ビタミンKは、身体の血流をよくするよう働きかける効果があるため、ビタミンKの錠剤を服用したり食べ物で摂取することもおすすめです。
ビタミンKを多く含む食材には、納豆、海藻、ホウレンソウなどがあり、これらを積極的に食べることで、内側と外側の両方から、少しずつ強い肌になれるよう働きかけることができます。
赤ら顔になると、鏡で自分の顔を見るたびに落ち込んでしまうこともあるでしょう。そんな悩みを抱えている方は、ぜひこれらの対策を参考にして、毎日気持ちよく過ごせるような元気な肌を目指しましょうね。