ダイエット7つのウソ、ホント「絶対に太らないための解決!」 駆け込みドクター | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

 

世の中には様々なダイエット方法があって、その数は200種類以上にも上ります。自分に合ったダイエット方法を探すのも大変で、さまざまな「誤解」が多いのも事実です。

3月9日(日)の駆け込みドクターのテーマは「絶対に太らない」。最強医師軍団が、ダイエットにまつわる7つのうわさを「ウソ・ホント」で科学的に解明! 太らないための正しい「食事」「運動」「生活習慣」を徹底解説しました。

•「摂取カロリーを減らせば痩せられる?」
•「1日3食を守らないと太る?」
•「早食いは太る?」
•「食べた順番を変えただけでダイエットは出来る?」
•「炭水化物を抜けば好きなだけ食べて良い?」
•「運動は20分以上続けないと痩せない?」
•「筋トレをすれば脂肪は減る?」
•「不規則生活は太る?」

今回のゲスト芸能人は、熊谷真実、柴吹淳、パンサー(菅良太郎、向井慧、尾形貴弘)、彦摩呂、谷澤恵里香の7名でした。また、今回は、医師団に加えて管理栄養士の伊達友美さんも参加されました。

摂取カロリーを減らせば痩せられる?「答え:ウソ、ホント半々」

摂取カロリーを減らすと一時的には痩せることができますが、同時に消費カロリーも減っていき、長期的には痩せにくい体質になってしまいます。

基礎代謝を低下させない程度に食べる必要があるとのことでした。

【彦摩呂は太り過ぎで、生活習慣病になる可能性がある】

彦摩呂さんは体重103kgと、20年で2倍に。BMIは34.8もあった。
とにかく太り過ぎで、犬を連れての1日30分以上の散歩で、息もハア、ハア。

 

幸いコレステロール、中性脂肪は正常値だったが、将来生活習慣病、心筋梗塞になる可能性があるという指摘を受けていました。

1日3食を守らないと太る?「答え:ウソ」

成長期の子供は1日3食キチンと食べる必要があるが、大人の場合は必ずしも必要ない。
特に食べすぎで胃がもたれているのに、朝食べるのは良くない。空腹のとき食べるのが一番よいとのことでした。

一方、摂取カロリーが同じなら、5回に分けて食べてもよいとのことでした。要するに、1日3食にこだわる必要がないということです。

早食いは太る?「答え:ホント」

早食いすると、満腹中枢が働かないので、食べ過ぎになるし、血糖値も急上昇し、インスリンの分泌が促される。 インスリンは脂肪細胞での脂肪の分解を抑制し、脂肪生成を促進する働きがある。また、人間が満腹と感じるには20分位の時間が必要とのこと。それで、それ以前に食べてしまうとつい食べ過ぎてしまうのです。

さらに、よく噛むことで、食欲を抑えるホルモンが出るとのことでした。

【新婚熊谷真実の悩みとは?】

女優の熊谷真実さんの旦那さんは18歳年下のイケメン書道家の中澤希水さんです。幸せオーラ全開で、食事は朝・昼・晩と野菜大目の和食が中心で、手作りです。夕食は5時とかなり早い。

ただ、どうしても痩せることができず、50kg以下にならないということでした。(彼女が言うには、40kg台が芸能人体重とのことで、2kg減を目指してダイエット中ということでしたが・・・)

夕食のタイミングは問題ないということでしたが、糖尿病予備軍だと指摘されていた。30歳から50歳になると 基礎代謝量が1日100kcal減るという。100kcalの目安として、ごはんは3分の2杯、トーストは半分、しょうゆラーメンでは4分の1杯。

食べた順番を変えただけでダイエットは出来る?「答え:ホント」

野菜→たんぱく質→ご飯の順に食べることで糖質・脂肪の吸収を抑えるという。とくに野菜に5分かけて食べるとよいとのことでした。

炭水化物を抜けば好きなだけ食べて良い?「答え:ウソ」

異論のあるところだがと断った上で、炭水化物を抜くと死亡率が31%高かった報告もあり、安全性が確率されてないということでした。

短期的には、糖尿病など効果があるが長期的な炭水化物抜きはいろいろ問題があるという。また、好きなだけ食べてよいということが問題で、動脈硬化を引き起こしやすいということでした。

【元宝塚柴吹淳のシブすぎる食生活】

朝はアーモンドと白湯、昼は食べないでくきレタス、夕食はボリュームが多い食生活。昔は太ったらすぐ元に戻せたが、今は全然元に戻せないという。

塚柴吹淳さんの体型維持法は、普通の人にはやや難しい柔軟体操やストレッチ法を1時間バッチリやっているとのことでした。

運動は20分以上続けないと痩せない?

「答え:ウソ」

細切れで行っても同じ効果とのこと。 脂肪燃焼効果が表れるまでには最低20分必要なことから、”運動は20分以上続けないと痩せない”ということですが、根拠はないとのことでした。

【パンサーの驚きのダイエット生活】

パンサーの尾形貴弘さんは朝から筋トレ、この10年間筋トレを欠かしたことがないという。そして、楽屋でも筋トレをし、一汗かき、上半身裸で朝食。

パンサーの中で、「ささみダイエット」や「断食ダイエット」についてもだされていましたが、ささみは鉄分やビタミンB群が少ない、単品ダイエットは栄養が偏ってしまうと指摘されていました。

また、1週間もの断食は飢餓状態になって危険だし、栄養分を吸収しやすい体質になってリバンドしやすくなると指摘されていました。

筋トレをすれば脂肪は減る?「答え:ウソ」

筋トレに使う筋肉は、脂肪を代謝させるのには不向きで、筋トレをしても脂肪は減りません。ウォーキングや などの有酸素運動の方が脂肪を減らすのには適しているのです。

【アイドルの谷澤恵里香はリバウンドしやすい】

谷澤恵里香さんはリバウンドを繰り返すという。朝昼で1670kcal、とくに夜、アルコールが入るとその暴走は止まらず、2800kcalと1日4470kcalと食欲が暴走(力士の1日が5000kcalとのこと)。

医師団からは満腹中枢が狂っていると指摘される。
まずは1週間、お腹が空くまで食べない、ガムを噛むなどして努力するようアドバイスを受けていました。

不規則生活は太る?「答え:ホント」

不規則生活は『モナリザ症候群』になるという。

モナリザ症候群とは、「肥満者の大多数は交感神経のはたらきが低下している」(Most obesity known are low in sympathetic activity)という文章からとった言葉で、1991年、アメリカのブレイ教授が提唱した説である。

長年、昼間にダラダラした生活を送っていると、徐々に交感神経のはたらきが鈍ってゆく。そうなると、体はエネルギーを十分に使うことができない。結局、消費エネルギーが低下し、余った分が体脂肪として蓄えられるようになる。

やがて、さほど大食していないにもかかわらず、すぐ肥る体へと変わってしまう…これが「モナリザ症候群」というわけです。また、日本人の肥満の7割はモナリザ症候群とも言われており、睡眠不足は太りやすくなるということでした。