二日酔い予防・疲労回復も!日本の心「梅干し」を食べたくなる豆知識 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

日本の伝統食材“梅”。古くから、梅干しとして食されたり、梅酒として飲まれたりしてきました。

 

そんな梅の旬は、まさに今! これからやって来る暑い夏に役立つ栄養素や、女性に嬉しい成分が、小さな実の中にギュッと凝縮されているのです。

 

そこで今回は、ビューティーフードアドバイザーの筆者が、夏こそ食べたい梅干しの魅力についてお話していきたいと思います。

■老化防止にも!梅干しの効果・効能おさらい
梅干しと言ったらクエン酸による疲労回復効果を思い浮かべる方が多いでしょう。ですが、それだけではありません。梅干しには、下記のような効果・効能もあるのです。

(1)疲労回復

クエン酸やリンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸を主成分とする梅は、疲労回復の救世主。疲労物質・乳酸を分解してエネルギーに変え、血流UP。体力を回復させる効果に期待できます。

(2)老化防止

梅干しの酸味は、唾液の分泌を促します。そして、唾液には、“パロチン”という成長ホルモンの一種が含まれます。パロチンがたくさん分泌されると、筋肉や内臓・骨などの発育が盛んに。若々しさを保つのに役立ってくれますよ。

(3)肝機能強化

肝機能が弱まると、倦怠感、脱力感、膨満感を感じるようになったり、肌荒れが起こったり、様々な症状が現れます。飲酒の機会が増えるこれからの季節、今のうちから肝機能を強化してあげたいところ。

そこで役に立つのが、梅干しに含まれる“ピルビン酸”。ピルビン酸は、肝機能を活性化する効果に期待されています。飲酒の2時間前に梅干しを食べると二日酔いの予防にもなるので、取り入れてみては。最後は、美味しい梅の選び方と保存法をご紹介します。

■美味しい梅の選び方と保存法
【美味しい梅の選び方】

(1)梅干しを作る時

・ある程度熟してきて、黄色みを帯びたもの。

・香りが良いもの。

・シミのような斑点が出ていないもの。

(2)梅酒を作る時

・傷や変色がなく、青々としたもの。

・果肉が引き締まっていて、硬いもの。

【梅の保存法】

梅は、収穫後にも追熟が進むため、なるべく早く加工することをオススメします。また、冷蔵庫に入れると低温障害を起こして変色するので、加工するまでは冷暗所で保存しましょう。

梅干し(梅)の新たな魅力は見つかりましたか? ここで気を付けたいのが、「体に良いから」と言って食べ過ぎること。バランス良く食事に取り入れて、美容・健康のサポートに役立てましょう。