引っ越したら国民健康保険料が上がってしまいました。収入は上がっていないのに、どうして? | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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今回は、引っ越したら国民健康保険料が上がってしまった理由についてです。

Q:引っ越したら、国民健康保険料が上がった理由とは?

「私はひとり親なのですが、引っ越したら国民健康保険料が上がってしまいました。収入が上がったわけではないのですが、どうしてなんでしょうか?」(匿名希望)

A:市区町村ごとの国民健康保険料率や軽減方法の違い、もしくは前年所得の増加により、保険料が上がることがあります

社会保険料が、引っ越し後に上がってしまったとのこと。国民健康保険料(以下、国保料)は、市区町村により保険料率が異なり軽減方法も自治体によって違います。

 

引っ越し後の自治体が、以前の自治体よりも、保険料率が高い可能性があるのと、子どもがいる人に対する国保料の軽減が適用されない自治体である可能性があります。

 

もしくは今まで、国保料の減免を受けていたということはないでしょうか? 引っ越し後の自治体で、引き続き減免を受けたい場合は、引っ越し後、市区町村役場の窓口に、

 

現在の収入状況を伝えるために「市民税・県民税申告書」または「国民健康保険の収入申立書」を提出する必要があります。提出していないために、国保料が上がってしまったということも考えられます。

 

また、収入が上がっていないとのことですが、国保料の計算には、給与だけでなく家の売買などの譲渡所得、副業による事業所得等も含まれます。給与以外の所得が増えていませんか?

納得いかない場合は市区町村役場で、保険料の計算方法を確認してみましょう。

文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士)

 

銀行員、税理士事務所勤務などを経て自営業に。晩婚で結婚・出産・育児した経験から、日々安心して暮らすためのお金の知識の重要性を実感し、メディア等で情報発信を行うほか、年金相談にも随時応じている。