「年金生活者支援給付金」の金額が下がることもあるの? | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。

 

老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。

 

そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、年金生活者支援給付金についての質問です。

Q:年金生活者支援給付金の金額が下がることもあるの?

「私は年金が少なく、年金生活者支援給付金を受け取っているのですが、今年度は給付金額が下がりました。どうしてでしょうか?」(匿名希望)

A:前年の公的年金等の収入金額と、その他の所得との合計額が87万8900円を超えると減額されることになります

年金生活者支援給付金は、消費税率引き上げ分を活用し、公的年金等の収入金額やその他の所得が一定基準額以下の人に、生活の支援を図ることを目的として年金に上乗せして支給するものです。

 

受給できる方は、以下の支給要件をすべて満たしている人が対象となります。

 

(1)65歳以上の老齢基礎年金の受給者

(2)同一世帯の全員が市町村民税非課税の人

(3)前年の公的年金等の収入金額とその他の所得※との合計額が87万8900円(令和6年2月現在)以下の人

 

※その他の所得に、障害年金・遺族年金等の非課税収入は含まれません

 

※77万8900円を超え、87万8900円以下の方には、「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給される

 

このように年金生活者支援給付金は、市区町村から提出される、

 

前年その他の所得額と年金収入額との合計が、87万8900円以下の人に支給されますので、市区町村から報告された所得と年金収入が基準額を超えると減額されることになります。

 

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。