甘いものを控えるのが鍵?花粉症や日中のだるさなど春特有の不調を乗り切るアーユルヴェーダの知恵 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

アーユルヴェーダでは、味には「甘酸塩辛苦渋」という6種類があり、それぞれの味には体や心に様々な作用をもたらすと考えられています。

 

この中で誰もが美味しく感じる味は“甘味”ですが、古典書には、「口に入れると、脂質・おいしさ・快感・柔らかさによってそれを知られる。

 

またそれは口中に広がって、ねっとりするような感じをあたえる」これが甘味であると書かれています。

甘味を適度に摂ることによって、「寿命を長くする、精神と感覚器官を喜ばせる、体力と美貌をあたえる、口の渇きと灼熱感を鎮静する、皮膚・毛髪によい、声をよくする、

 

活力をあたえる、強靭さをあたえる、衰弱や怪我を癒す」など様々です。

「気持ちを良くさせる、満足感をあたえる」という精神的な効果もあるので、ご褒美や手土産にはやっぱり甘味ですよね。

 

しかしながら摂り過ぎてしまうと、「肥満、衰弱、倦怠感、睡眠過剰、鈍重感、消化力低下、呼吸困難、咳、鼓腸、便秘、吐き気」といった不調を起こす可能性があるので、量やタイミングは気をつけたいところです。

甘味をアーユルヴェーダの独特な考え方に当てはめてみると、カパ(水のエネルギー)を増やします。

 

春は、一年の中で自然界にカパが一番優勢になる季節。昔から“春眠暁を覚えず”と言われるように、朝なかなか起きにくく寝過ごしたり、日中も体がだるく感じることが多くなったりします。

また鼻水、鼻詰まりなど呼吸器にも問題が出やすくなる季節でもあるのは、まさにカパの影響からなのです。自然界にこのようなカパが増えている時期には、甘味を取り過ぎた時と同じような状態が私達にも起こりやすくなるので、なるべく控えた方がいいわけなのです。

どうしても甘いものを口にしたくなったら
それでも甘いものは美味しいので、なかなか控えにくいのですが、そんな時のピンチヒッターは“生ハチミツ”です。

 

そのままでも美味しいですが、クラッカーやバゲッドに生ハチミツをたっぷりのせるのも良いですね。甘味の中で生ハチミツだけは、他の甘味とは異なる特殊作用を持つ食材で、体内の余分な脂肪をそぎ落とし、鼻や喉の粘着性をスッキリさせる働きをすると考えられています。一

つ注意したいのは、ハチミツは加熱をすると消化しにくく、体の中に毒素を溜めてしまう原因となるので、まずは生ハチミツを購入し、お茶に入れるなどの加熱調理をしないように気をつけてください。

おすすめの味は、苦味、渋味、辛味。普段甘いものと一緒に飲んでいるお茶には、苦味や渋味が多く感じられ、口の中をスッキリさせてくれますし、旬の春野菜を思い出してみると、菜の花などの葉物の野菜、ふきのとうなどの山菜は苦味が強いです。

 

クリーミーなもの、こってりしたものなどもカパを増やしやすいので、生姜や黒胡椒などの辛味を献立に合わせて、適度に利用することも消化を助けてくれることでしょう。

HIKARU

アンダーザライト ヨガスクール リードトレーナー、全米ヨガアライアンスE-RYT500、YACEP認定講師、シヴァナンダヨガ正式指導者。アーユルヴェーダ・ヒーリングコンサルタント(日本アーユルヴェーダスクール認定)、Ayurvedic Medicine Practitioner(米国補完医療大学発行)など各資格を取得。

 

AyuSya(アーユシュヤ)にて、ヨガとアーユルヴェーダの叡智を統合させたセルフケアの方法を提供する。著書に「やさしいヨガ」「HIKARUの楽しいヨガ」「はじめての楽しいヨガ」「はじめてのアーユルヴェーダ」(主婦の友社) www.ayusya.jp


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