心に響くデブ偉人たちの名言4選「空腹は私たちの情熱を指揮する指揮棒だ」 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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―[「選ばれるデブ」の共通点]―

 こんにちは。デブの楽園を作るべく、日夜デブのファッション&ライフスタイル情報を配信しているウェブマガジン「Mr.Babe」編集長の倉科です。

 デブ諸氏の皆さん、「西郷どん」はもちろんご存知ですよね? 明治維新の英傑である西郷隆盛は、日本史の中でも屈指のデブ偉人でもあります。

 そして、世界の歴史上にも数えきれないほど大柄な著名人がいましたが、彼らはいかに生き、いかに立身出世していったのでしょう。

 今回は世界の巨漢系偉人たちの名言からデブならではの処世術をご紹介しましょう。

●心に響くデブ名言1

 バスタブにハマるという、普通考えつかないハプニングを引き起こしたことも彼の思想の背景にあるかもしれません。もしかすると、ガリガリも太っちょも互いに尊敬しあえる共生社会をタフトは作りたかったのかもしれませんね。

●心に響くデブ名言2

◆「ドラマとは、退屈な部分がカットされた人生である」
アルフレッド・ヒッチコック(イギリスの映画監督・1899-1980)

『北北西に進路を取れ』『サイコ』など、傑作サスペンス映画を数多く撮った伝説的監督であるヒッチコック。自らの作品にカメオ出演していることで知られていますが、その体型はずんぐりとしたあんこ型でポチャメン的にはどこか親しみがいのある巨匠なのです。

 才気溢れるキレッキレの演出で数々の傑作映画を残した彼については、残された写真やイメージからどこかユーモラスな印象を持っている人も多いと思います。

 しかし、そのプライベートはサンフランシスコの自宅に引きこもる、どちらかというと人付き合いが苦手なタイプだったといわれています。

 表に出たくないタイプのはずが、金銭的事情から仕方なく監督自らカメオ出演していたことで、図らずもデブキャラとして有名になってしまったのはなんとも皮肉な結果ですね。

 社交的ではなく、自宅に引きこもり気味だったヒッチコックにとって、人生最高の喜びは映画を撮ることではなかったでしょうか。もし引っ込み思案で表に出るのが苦手なポチャメンさんがいたら、自分が一番好きな没頭できることを仕事にしてみてはいかがでしょう?

 人生の大半を覆う退屈な時間をカットし、最高に楽しくエキサイティングなドラマを作り出したヒッチコックを参考にするのもありだと思いますよ。

●心に響くデブ名言3

◆「空腹は私たちの情熱を指揮する指揮棒だ」
ジョアキーノ・ロッシーニ(イタリアの作曲家・1792-1868)

 イタリアに生まれたロッシーニは『セビリアの理髪師』や『ウィリアム・テル』などの名作オペラを世に生み出したことで知られる名作曲家です。

 同時代に絶大な支持を集めた人気作曲家でしたが、一方で若いころから飛び抜けた美食家としても有名で、晩年オペラ界から引退したあとは料理の創作や高級レストランの経営に専念していました。

 その熱心さはフレンチなどでよく見かける「◯◯のロッシーニ風」というのが彼の名前から名付けられていることからもわかりますね。

 ロッシーニは人生で2度だけ泣いたと言われており、1度目は父の死。2度目はトリュフをまぶした七面鳥の肉を落としてしまった時だそうですから、どんだけ食欲すげえーんだよって感じです。

 しかし、その旺盛な食に対する欲望と情熱が彼を支えていたことは事実であり、「空腹は私たちの情熱を指揮する指揮棒だ」という言葉はまさにドンピシャな名言でしょう。

「うまいもんが食いたいから頑張るんだ!」

 そんなシンプルな叫びが聞こえてきそうです。

 ほかにも「食べ、愛し、歌い、消化する。この4つの行為こそが人生という喜劇オペラを指揮する」という言葉も残しています。

 どうですか、皆さん。おおいに食べ、おおいに仕事する。快楽と仕事を両立、そんな人生歩んでみませんか。

●心に響くデブ名言4

◆「わが人生は、ほんの一行で要約できるだろう。そう、私は生きることを十分に楽しんだと」
アーネスト・ヘミングウェイ(アメリカの作家・1899-1961)

 ノーベル文学賞を受賞した大作家であるアーネスト・ヘミングウェイ。赤十字職員や記者として数々の戦場を渡り歩いた経験は簡潔でタフなハードボイルド文体を生み出し、『誰がために鐘は鳴る』『武器よさらば』など不朽の名作を多く書き上げました。

 背は180cm以上、体重も多い時で100kg近くあったとされるヘミングウェイは、それまでの弱っちい小説家のイメージを根本から覆すガッチリむちむち肉体派な文化人でした。

 キューバを愛し、そこで触れ合った風土、食事、気風から名作『老人と海』は生まれたのです。そこでハマったのがラム酒とジュースで作るダイキリ。一晩で17杯も飲み干すほどの酒豪としても知られました。

「心の底からやりたいと思わないのならやらないほうがいい」という言葉もあるとおり、酒と文学を愛し、死ぬときまで自身のポリシーとスタイルを崩すことはありませんでした。

 生きていればストレス溜ること、悩むこと、いっぱいありますよね。そんなときほどぽっちゃり文豪のヘミングウェイの文庫本でも読みながら酒を飲み、ちっぽけなことは忘れてしまってはいかがでしょう?

 考え方ひとつで、行動的なデブになれるはず。ヘミングウェイのように巨体を揺らしながらワイルドに生きてみようじゃありませんか!

 歴史上の「デブ偉人」の方々が残した名言。心に響きますね。ちなみに西郷さんの座右の銘は「敬天愛人(けいてんあいじん)」です。天(真理、神、宇宙)を敬い、人を愛することをモットーとしていたようですね。

 デブ偉人それぞれに共通するのはやはり「いいハートの持ち主」ということではないでしょうか。

 国が違っても言葉が違っても「ハートのある言葉」は世界共通ですし、ひょっとするとその大きな体型だからこそ生まれた言葉なのかもしれませんよ。少なくとも私はそう信じたいと思います。

―[「選ばれるデブ」の共通点]―
【倉科典仁】
渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はウェブマガジン『Mr.babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を毎日配信中。2019年9月よりデブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.babe BIG MAN’s LABO」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中

◆「自分の身に降りかかってこない限り、何が起ころうとまったく意に介さない人が大勢いる」
ウイリアム・タフト(第27代アメリカ合衆国大統領・1857-1930)

 アメリカ合衆国で陸軍長官、大統領、最高裁判所長官などを歴任したウイリアム・タフトは、歴代大統領のなかでも最大の巨漢で体重は140kg以上あったとされます。

 そのサイズ感はホワイトハウスのバスタブにハマって動けなくなり、大統領の体に合わせて風呂を改装したほど。

 MLBで始球式をした初の大統領ですが、これは運動不足を心配した側近が進言したからと言われています。このように数々のおデブちゃんエピソードを持つ人物ですが、その人柄は高潔であり、とても仕事ができたようです。

 実は本人としては政治家より裁判官などをやりたかったようですが、奥さんやルーズヴェルト前大統領から「やってくれ」と頼まれたからやることになったエピソードもあるそう。まさか自分が大統領をやると思ってもみなかったことが、この名言が生まれた背景になっている気がしますね。

 自国とは関係ない世界の裏側で起きている事象でも、まるで我がことのように考え、行動していたタフトにとってみれば、私利私欲を追い求める人々にはさぞ幻滅したことでしょう。