何歳からでも筋力アップが可能なように、アキレス腱もやわらかくすることができます。
ふくらはぎの筋肉とアキレス腱をのばすストレッチで、足から健康になりましょう! 椅子に座って気軽にできる「アキレス腱のばし」のやり方をご紹介します。
教えていただくのは、骨盤整体高田馬場施術室院長の池村聡文さんです。
★基本のアキレス腱ののばし方★
アキレス腱がかたいと、関節に負担がかかり、ひざ痛や腰痛、さらには肩こりの原因や悪化することにもなりかねません。
アキレス腱とつながるふくらはぎの筋肉もかたくなり、血行不良からむくみや疲れやすさにもつながります。
何歳からでも筋力アップが可能なように、アキレス腱もやわらかくすることができます。
1回20秒ずつのアキレス腱のばしで、アキレス腱とふくらはぎがやわらかくなると、歩いたり、走ったりすることが楽になります。
基本のアキレス腱のばしは2つです。
「ヒラメ筋+アキレス腱のばし」
「腓腹筋+アキレス腱のばし」
今回は、バリエーションとして、椅子に腰かけて行うものを紹介しましょう。
椅子に腰かけて行っても効果は同じ。立って行うのがむずかしい場合は、安定した椅子に腰かけて行いましょう。デスクワーク中にちょこっとアキレス腱のばしをするときも、この方法が便利です!
椅子に腰かけて行う「ヒラメ筋+アキレス腱のばし」
椅子の座面をつかんで、体をしっかり支えます。
視線は前方がベスト。
鼻呼吸で行いましょう。
かかとを床につけて、つま先を上げて20秒キープします。
ひざの角度は90度くらい。© マチュアリスト
次に、かかとを上げて、20秒キープします。
足から健康になる!椅子に座ったままできる「アキレス腱のばし」© マチュアリスト
椅子にかけて行う「腓腹筋+アキレス腱のばし」
椅子の座面をつかんで、体をしっかり支えます。
ひざをのばして、つま先を上げます。
かかとを床につけ、足の甲をそらして、20秒キープ。
視線は前方がベス。鼻呼吸です。© マチュアリスト
次に、足の甲をのばします。
20秒キープ。
椅子の座面はしっかりつかんだまま。© マチュアリスト
モデル/加藤里奈(SPLASH)
※この記事は『肩・腰・ひざの痛みに効く アキレス腱のばし 』池村聡文著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。