【痩せる食べ合わせ7選】寒くて運動不足でもダイエット!代謝を上げる神食材とは?© VOCE
冬の季節は、なにかと美味しいものに恵まれてついつい食べすぎちゃう。スリムなボディを維持するのは、とにかく大変。そんな誰もが抱える体型維持のお悩みを、
食べ物の組み合わせだけで解決! 食べ合わせを工夫するだけで代謝が上がり、脂肪がガンガン燃焼する体質になれるとか。知らなきゃ損の“痩せる食べ合わせ”は要チェックです!
教えてくれたのは…
管理栄養士/公認スポーツ栄養士
吉谷佳代さん
2001年徳島大学医学部栄養学科卒業後、食品メーカーへ入社。健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。
その傍ら、管理栄養士、スポーツ栄養士として多くのアスリートへの栄養指導、食育イベントに携わる。
タンパク質の分解を促進して、ぐんぐん代謝アップ
食べ物を食べることはエネルギーを摂取することですが、同時に身体から熱を発生し、エネルギーの消費も行われています。これを食事誘発性熱産生(DIT)といいます。
タンパク質は、このDITが高く、高タンパク質の食事は代謝が高くなると言われています。また、タンパク質は筋肉の材料にもなるため、しっかりと筋肉づくりを行うことで代謝の高い体になります。
“神”エネルギー源!【マグロ×ゴマ】
【痩せる食べ合わせ7選】寒くて運動不足でもダイエット!代謝を上げる神食材とは?© VOCE
秋から冬に旬を迎えるマグロは、摂取すると代謝がぐんと上がるタンパク質が豊富なだけでなく、ダイエット中は避けたい脂質は少ないという“痩せ食材”。
筋肉中のアミノ酸のうち約40%を占めているといわれ、筋肉の運動中のエネルギー源としても利用されるBCAAが多く含まれているため、運動をする人にもおすすめです。
そんなマグロとタンパク質分解を促すビタミンB6がたっぷりのゴマを一緒に食べると、より効率のよい代謝アップが期待できます。ビタミンB6は、ニンニクにもたくさん含まれているので、マグロ×ニンニクという組み合わせも◎。
〈メニューの一例〉
・マグロの漬けに卵黄とゴマをプラス
・マグロのガーリックソテー
体中に栄養が巡る!【タンパク質×牡蠣】
【痩せる食べ合わせ7選】寒くて運動不足でもダイエット!代謝を上げる神食材とは?© VOCE
代謝アップにつながるタンパク質とエネルギー代謝のサポートをするビタミンB群を豊富に含んでいる牡蠣の組み合わせもおすすめ。牡蠣には鉄分もたっぷり!
体内の鉄分が増えることで赤血球の数が増えれば、体中に栄養が巡るようになり、熱量がアップして代謝が上がり、Wのスリム効果を望めるでしょう。
〈メニューの一例〉
・鶏肉と牡蠣のチゲ
・牡蠣の豚肉巻き
効率よくエネルギー変換!【肉料理×リンゴ】
【痩せる食べ合わせ7選】寒くて運動不足でもダイエット!代謝を上げる神食材とは?© VOCE
リンゴにはたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)と、クエン酸やリンゴ酸といったエネルギー代謝回路を回す成分が含まれています。
これらの成分は、食べたものをエネルギーに変えるために必要なもの。
お肉を食べるときにリンゴを合わせるのは効率的にエネルギーに変換でき、さらには消化を助けて代謝アップにもつながるため、ダイエットにもってこいのコンビ。
〈メニューの一例〉
・焼き肉のたれにすりおろしリンゴをプラスする
・すりおろしリンゴで甘味をプラスした照り焼きチキン
ビタミンB1と糖質で代謝アップ
ダイエットのときは糖質を制限する人もいますが、エネルギー源がないと逆に代謝は落ちてしまい太りやすい体になりますので、しっかりと代謝しやすい体にするためには、
エネルギーになる糖質をとることが必要です。糖質が体内で燃えるときに助けとなるビタミンB1も併せてとれば効率よく代謝できます。
エネルギー補給で代謝強化!【白米×長ネギ×豚肉】
【痩せる食べ合わせ7選】寒くて運動不足でもダイエット!代謝を上げる神食材とは?© VOCE
代謝を上げるためには必要なエネルギーをとることが重要。エネルギー源となる糖質が燃えるときに、ビタミンB1がサポートしますが、
硫化アリル・アリシンはビタミンB1の吸収を高める働きもあります。この3点セットでとることにより効率よく代謝を促すことができます。
〈メニューの一例〉
・豚キムチ定食
・麻婆豆腐丼(豚ひき肉)
神コンボで代謝量がアップ!【白米×ヤマイモ】
【痩せる食べ合わせ7選】寒くて運動不足でもダイエット!代謝を上げる神食材とは?© VOCE
ヤマイモのデンプン分解酵素アミラーゼが消化を助けます。消化に酵素が使われなくなると、その分の酵素を代謝に使うことができ、代謝量がアップします。ヤマイモに含まれてい
る分解酵素は加熱で失活するので、生で食べるとよりダイエットの後押しになります。
〈メニューの一例〉
・山芋とろろ麦ごはん
・マグロやまかけ丼
腸内環境を整えてダイエット
体内への栄養の入り口は「腸」です。腸が元気になると、必要な栄養素の吸収を高めたり、余計な栄養素(摂り過ぎた脂肪)などを体外に排出する機能が高まるため、肥満を予防して代謝を上げることに繋がります。
美腸&美肌効果も!【レンコンやゴボウ×酒粕】
【痩せる食べ合わせ7選】寒くて運動不足でもダイエット!代謝を上げる神食材とは?© VOCE
冬が旬のレンコンやゴボウは食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれた“美腸食材”。そして、酒粕は米麹よりも多くのレジスタントスターチが含まれ、よりビフィズス菌を増殖させる傾向があります。
そのため、酒粕甘酒や酒粕を含むにごり酒を摂取することにより、腸内環境が改善され、結果的にダイエットや美肌効果につながる可能性があります。
〈メニューの一例〉
・根菜をたっぷり入れた酒粕鍋
脂肪燃焼をガンガン促す食べ合わせ
体脂肪を燃焼させるためには、まず体脂肪を燃焼の形(脂肪酸)に分解させることが必要です。そして分解した脂肪酸を燃焼の場まで運び、しっかりと燃焼させることができれば、体脂肪を減らすことにつながります。
それぞれの過程において、助けとなる食べ物を組み合わせてとるようにしましょう。
燃焼効果抜群のトリオ!【羊肉×リンゴ×コーヒー】
【痩せる食べ合わせ7選】寒くて運動不足でもダイエット!代謝を上げる神食材とは?© VOCE
脂肪燃焼を効率的に行うことができる成分としてしられているカルニチンが豊富な羊肉は、ダイエット中に摂る食材として最適。リンゴもクエン酸回路の働きを活性化してエネルギーの消費を促すという痩せたい人にとって心強い食材です。
そんな2つを食べるときに飲み物をコーヒーにすれば、カフェインに期待される脂肪を分解するホルモン感受性リパーゼという酵素の働きを活性化する作用が加わり、燃焼効果力はトリプルパワーに。
カフェインにも脂肪分解を促す働きがあるといわれているため、飲み物は緑茶でもOK。
〈メニューの一例〉
・ジンギスカン焼き肉のたれにすりおろしリンゴを加える
食べ痩せ診断© VOCE