ほったらかしは損?「使っていない銀行口座」を解約しないリスク | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

(画像=琢也 栂 / stock.adobe.com)

(画像=琢也 栂 / stock.adobe.com)© なぜ「使っていない銀行口座」を解約せず、放置すると損になのか?

 

年末の大掃除などで、使っていない通帳が出てきたという人は、銀行口座の状況を確かめたほうがいいかもしれない。

 

銀行口座を長いこと放置していると、維持費が引かれるなどした上、解約されてしまうことがあるからだ。

 

また長いこと講座を使っていないと、休眠預金となり簡単に引き出せなくなることもある。

 

■古い通帳が出てきたらすぐにすべきこと

古い通帳が出てきたがほうったまま……という人もいるだろうが、それでは損することになるかもしれない。

 

●取引のない口座は維持手数料が引かれ解約されることも……

最近では、多くの銀行が口座の維持手数料を取っており、しばらく取引がない口座から手数料を引いていき、残高がなくなると最後には解約してしまう。

 

この「しばらく」がどのくらいかというと、目安は2年。手数料は年間1,000円~1,300円ほどのところが多い。

 

また銀行は引き落としの対象になる条件として、残高が1万円未満、投資信託やローン契約がない口座、などを設定している(取り扱いは銀行によって大きく異なる)。

 

メガバンクの中だけでもさまざまで、三井住友銀行(三井住友フィナンシャルグループ <8316> )は口座開設時期にかかわらず2年間取引がなければ1,100円、三

 

菱UFJ銀行(三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> ) では2021年7月以降に開設された口座のみ対象となり、こちらは2年間取引がなければ1,320円引き落とされる。

 

みずほ銀行(みずほフィナンシャルグループ <8411> ) はまだ導入していない。

 

手数料引き落としの対象となると、あらかじめ郵便やメールで知らされる。それすら放置してしまうと、知らない間に口座ごとなくなっていた……なんてことになりかねないので、管理はきっちりしておこう。

 

■使っていない口座が「休眠預金」になると何が困る?

毎年1,200億円ものお金が休眠預金になっているという。もし心当たりがあるなら、確認と手続きを急いだほうがいいかもしれない。

 

●休眠預金になるとお金は払い戻せない?

休眠預金は、10年以上取引がないと指定されてしまう仕組み。2019年に休眠預金等活用法が始まるとき、これらが国に没収されるとニュースで見聞きした記憶があるという人もいるかもしれないが、実際はそんなことはなく、銀行へ行けばちゃんと払い戻してもらえる。

 

しかし休眠預金となってしまうと、キャッシュカードでは引き出しができなかったり、休眠から通常の口座に復活することができなくなったりと、何かと不便なので、最近使ってない口座が思い当たるなら、眠っている通帳がないか見直したほうがいいだろう。

 

●既に休眠預金になってしまった場合はどうする?

もし既に休眠預金になっているなら、窓口での手続きが必要だ。通帳と印鑑、本人確認書類があれば大体のケースで引き出しできるが、最近では窓口を予約制にしている銀行も多いので時間がかかることを覚悟しておこう。

 

住所が変わっていたり、印鑑がわからなかったり……ということが重なると、さらに手続きに時間がかかってしまう。

文/編集・dメニューマネー編集部