水虫薬、出荷前のデータで異常検出 調査結果見過ごしか 福井県警が事情聴取 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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 製薬会社「小林化工」(福井県)が製造した爪水虫などの皮膚治療薬に睡眠導入剤の成分が混入し、服用した70代女性が死亡するなどした問題で、出荷前のサンプル調査で異物の混入を示すデータが検出されていたことが、同社への取材で明らかになった。

 

問題発覚後にデータを再調査したところ、睡眠導入剤の混入の可能性が判明。異物混入を調べる調査の結果が見過ごされていた疑いが出てきた。一方、福井県警は14日、同社関係者から事情聴取を始めた。

 

【小林化工の水虫薬を巡る経緯】  同社によると、睡眠導入剤の成分が混入していたのは、経口抗真菌剤のイトラコナゾール錠50「MEEK」で、問題となったのは2020年6、7月に製造されたロット番号T0EG08の製品(100錠入り929箱)。出荷前の7月、含有成分を調べる「液体クロマトグラフィー」と呼ばれる手法でサンプル調査した。  

 

分析結果は成分ごとに含有量が「波」の大きさで示される。出荷前の調査では、通常では検出されるはずのない成分の混入を示す「波」が確認できた。異物混入の疑いを示唆するものだが、波が小さいことなどから気付かなかったという。9~12月に出荷した。  

 

ただ、健康被害の報告を受けた後、このデータを再検証すると睡眠導入剤が混入している可能性があることが分かった。同社は「出荷前に詳しくデータ分析していれば混入に気付けたかもしれない」と話した。  

 

県によると、処方された患者は全国31都道府県の364人。意識消失や記憶喪失などの健康被害の報告は14日午前0時現在で134件に上った。服用による意識障害が原因とみられる交通事故は15件起きている。【大原翔、横見知佳、岩間理紀】