女性の美と健康の強い味方、フルーツ。あなたはどのタイミングで食べていますか?
デザート感覚で「食後」に食べている方が多いかもしれませんが、フルーツ本来の効果を活かすためには「食前」に食べるのが効果的です。食後に食べると、その効果を最大限に活かせない可能性も。そこで今回は、間違った常識を一刀両断! 正しくフルーツを食べて、「美肌」と「浮腫み知らずの体」を手に入れる方法をご紹介します。
フルーツを食べる習慣、ありますか?
昨日、一昨日のあなたの食生活を思い出してみてください。フルーツを食べましたか?フルーツには、あなたの体に必要なビタミン、ミネラル、食物繊維などがたっぷり含まれています。美肌作りにも欠かせませんよ。
最近話題の「ローフード(生食)」の効果
外食やインスタント食品と、切っても切れない関係にある私たちの食生活。満腹になるまで食べている現代人は、毎日フルマラソンを1回完走するくらいのエネルギーを消化に使っているのだとか。その結果、デトックスにエネルギーを回すことが出来ていません。そんなわたしたちにとって、「ローフード(生食)」は救世主! 生のフルーツや野菜に豊富に含まれている食物酵素には、消化・吸収を助けてくれる働きがあります。つまり、ローフードを食生活に取り入れることで、デトックスにエネルギーを回すことが出来るのです。
フルーツを「食前」に食べるべき理由
生のフルーツは、消化にかかる時間が他の食材と比べてとても短く、なんと30分程度。それに対して野菜は2時間、お米は8時間、肉は12~24時間もかかるといわれています。食べたものから順番に消化されていきますから、フルーツを食後に食べた場合、おかずや主食の消化が終わった後にやっとフルーツが消化されるのです。体温36.5℃の胃の中に、生のフルーツが数時間も放置されたら……なんとなく想像がつきますね。フルーツから出た悪いガスが体内に溜まり、“お腹が張る”感覚になることも。
何がおすすめ?フルーツ選びのポイント
「旬のフルーツ」は栄養価が高く、味もおいしいので特におすすめ。価格が安いのもうれしいポイントです。また、浮腫みや便秘が気になる方は、水分を多く含む「柑橘系のフルーツ」や「りんご」、「苺」などを選んでみてください。フルーツは、食後ではなく食前に! 今日からさっそく意識してみてくださいね。
インナービューティーコンサルタント、ファスティングマイスター・野口沙貴
正しい食習慣と断食によってコンプレックスと決別し、自信を持って“自分が主役”の人生の扉を開くサポートをしています。
【保有資格】
一般社団法人 分子整合医学美容食育協会 エキスパート・ファスティングマイスター/一般社団法人 FLAネットワーク協会 食生活アドバイザー/フードマネジメント協会 ヘルシー&ビューティーフードアドバイザー