徐々に暖かくなってきました。
今こそ、舗装道やトレッドミルでのランニングではなく、トレイルランニングに出かける絶好の時期です。野山を走ると、ランニング能力が上がる可能性があります。
また、ケガのリスクが減る可能性もあります。ただし、その理由は、ちょっと意外なものかもしれません。
トレイルランニングのメリット
トレイルランニングが体に良いのは、「地面が道路よりやわらかいから」だと一般的には言われています。けれども、ランニングコーチのJason Fitzgerald氏によると、必ずしもそうとは限らないようです。
トレイルランニングの利点は足が着地するごとに、地面の状態がわずかに違うことです。トレイルランニングであれば、一直線には走らないでしょう。それに地面には、石や木の根っこ、小さなくぼみなどがあります。
地面の状態がバリエーションに富んでいるということは、次の2つを意味します。
まずは、何マイルにもわたって、足にまったく同じ負担をかけ続けることがありません。そして、多くの筋肉がさまざまなかたちで使われるので、より鍛えられるうえに、機敏さも増します。
というわけで、舗装されていないでこぼこ道や公園、野原が家の近くにあるのなら、ぜひランニングに出かけてみてください。