こんにちは!
今回の記事を3行でまとめます!
・市長選に出馬を表明した守屋さんは、流入人口の増加が手応えと仰った
・小田原市を含む周辺自治体の人口推移について統計データから調べてみた
・県西部でも特に突出して流入人口が多いわけではなく、真ん中くらいだった
それでは以下、本題です!
こんなニュースがありました!
とうとう守屋市長も来年の市長選挙への立候補を表明されましたね~!
なお、小田原市長選挙には、前市長の加藤憲一さんも表明されてます!
その回の記事はこちら!
また、守屋市長立候補の記事内では「近年の流入人口の増加が大きな手応え」とありまして、第6次小田原市総合計画を継続していくようです!
さて、ここで流入人口などの話が出ているので、小田原市の流入人口などについて調べてみました!
ただ、こういうのはいろいろな社会情勢が影響するので、市単独で見るよりかは、地域で見ていった方が良いと思いました!
神奈川県のHPを見ていたら、こういうページがありましたので見てみましょう!
第6表 市区町村別人口増減及び増減率
第10表 地域別人口増減及び増減率
の2つの表が使えそうだと思いました。
そして、あれやこれやをしてとりまとめた結果がこれです!
確かに社会増減人口はR3⇒R4で大きく増えてますね!
ただ、R4は神奈川県全体、また、県西全体で大きく増えたようで、県西平均の増減率よりも低いんですよね!
守屋市長になってからの4年間と、その前の4年間を比べても、県西での順位(3→4→8→5→3→8→3→6)もそんなに大差無いんですよね~。
流入人口も、R4は多いんですがR3は少ないですしね~。
参考までに、R3のとりまとめ表はこんな感じです。
R4のとりまとめ表はこんな感じです。
よくコロナ禍によるテレワークの推進などで、地方への東京などからの移住者が増えたと言われているので、そのトレンドが影響してこのような結果になっていると思います!
県西地区内で小田原市が突出している訳でも無いし、神奈川県内で圧倒的に小田原市が社会増減率が高い訳でもない。
R3のように県西地区でも県に対しても平均を上回り続けるならともかく、R4では下回ってしまっていますしね~。
お隣の開成町は、ずーっと増え続けていて、恐らく県の平均を常に上回っています!
こんな記事も検索したらありました!
開成町のような自治体になってずーっと人口が増え続けるように劇的な変化があるならともかく、小田原市はあまりアピールポイントとするのは厳しいようなデータの解析結果になってしまいました!
まあ、こういう数字って扱うのが結構難しいんですよね!
今回も小田原市の流入人口だけを見ると確かに上昇傾向にあるように見えますが、社会増減率や県西地区、県全体で見ると全体のトレンドの範疇に収まっているので、小田原市の移住政策などに突出した効果が出ているかと考えると、疑問が残りますね!
よく「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う」という言葉を聞きます!(別に守屋市長が噓つきと言ってる訳ではありませんよ!数字を扱うのは難しいということです!)
いずれにせよ、小田原市は守屋市長のおかげで盛り上がっているので、市長選挙は激しい戦いになると思います!
これからも小田原市に関する情報を発信していきますのでよろしくお願いします!