好奇心の欠片と希望の光。(嗚咽した妹の本) | 記憶に残る人生を過ごせ

記憶に残る人生を過ごせ

仕事してます、子供います。

趣味はバターコーヒー、お灸。読書とバレットジャーナル。
消しゴムはんことミシン。瞑想しながら寝ちゃうこと。
私は何がしたいんだろう。

とにもかくにも、記憶に残る人生を過ごせ。


好奇心の強さで成し遂げる。


好奇心しか勝たん。


消えてしまいたいほど苦しいのに
歯を食いしばってでも進んできたのは
この先に見える景色を見てみたいからだ。



微かな希望と、小さな好奇心。



ポケットから出てきた、
私の乱筆メモ。


免税金額に達していない時に使いたい言葉。
notイナフ、If you buy なんちゃらかんちゃら
「追加で買うなら割引きしちゃうよ!」的な。
(案外通じる)

そのメモみてたら、突然思い出したコレ。
去年父の終末期介護をした最後の1ヶ月、
欲しいものがたくさんあった父の手書きメモ。



これから夏が来ると言い張る父に
夏の準備とハチミツレモン作りを命じられ
毎日パシリみたいに買い物してた私たち姉妹。



その頃、姪っ子が見せてくれた学校の宿題。
「あなたの家族が末期がんとなりました」
こんなの書けない、ってタイミングの命の課題。

「死とは誰のものなのか」
「生きるとはどういう意味なのか」


急に気になり購入し淡々と読み終えた本を
読んでみる?と軽い気持ちで妹にあげた。
数日後「姉、なんて本を読ませるんだ!」


妹、最初の数ページから嗚咽が止まらず
数時間号泣しながら読んだのだとか。
そうか、これは妹のための本だったのか。


私は読んでもピンと来ないし涙も出なくて
「あの頃泣き尽くしたから」だと思ってた。
違うんだね、これは妹のための本だったのだね



おとう、この世を去ってどうしてますか?
私はなぜか苦手だった料理が好きになったよ、
おとうがとり憑いてる?ってくらいに。


自家製白だし
【材料】
水・・・・・・・・・・・・・・400ml
昆布・・・・・・・・・・・・・10g
鰹節・・・・・・・・・・・・・15g
酒・・・・・・・・・・・・・・100ml
みりん・・・・・・・・・・・・100ml
薄口醤油・・・・・・・・・・・60ml
塩・・・・・・・・・・・・・・20g


苦しかった自分や苦しい人たちの
手助けをするというビジョンが定まったのは
おとうたん、あなたのおかげです。


では行ってきます。
愛と光を送ります、届きますように。