私を癒してくれる茨城。 | 記憶に残る人生を過ごせ

記憶に残る人生を過ごせ

仕事してます、子供います。

趣味はバターコーヒー、お灸。読書とバレットジャーナル。消しゴムはんことミシン。瞑想しながら寝ちゃうこと。私は何がしたいんだろう。

とにもかくにも、記憶に残る人生を過ごせ。

今朝も娘の塾送迎。
 
 
前を走る車のナンバーが7777.
トランプの7並べ思い出しちゃいました。
夏休み、おばあちゃんちで毎晩やったなあ。
 
 
 
 
おはようございます、貝ですぅ。
まだまだ鼻炎が治まらなくて頭ガンガン。
しかし今日も働くのだ、貝✨
 
 
***
 
 
東京生まれの東京育ち。
たまに実家に帰るとやっぱりいいなと思う。
 
 
 
 
電車は5分おき
車がなくても買い物に行ける。
楽しい場所に気軽に行ける。
隣の駅まで歩いていける。
 
 
 
 
でも、もう住むことはないのかな。
茨城が好きすぎて離れられないから。
 
 
***
 
 
 
インストラクターの仕事をしてた。
 
 
 
渋谷で、芸能人も通ってて
すごくきらびやかだった。
同僚たちはプライドが高く明るく
自分ひとりだけ異質だと感じてしまった。
 
 
 
 
 
バブルのころで、
みんながいいと思うことに共感できなくて
どーでもいいと思いつつ笑顔振りまいてた。
 
 
 
 
 
 
今でも思い出せる。
クラブの裏階段から東京タワーを眺めながら
「疲れた」ってため息ついてたこと。
 
 
 
 
 
そんなとき。
ちょうど茨城の実家に帰るという人がいて
東京に近いし良いところだよ、と聞いたら
急に私もそこを離れたくなってしまった。
 
 
 
 
 
求人とアパートの案内取り寄せて
駅近新築ワンルーム、駐車場付きで4万円?!
3週間後には茨城県民。
 
 
 
 
 
 
もう23年前のこと。
駅から徒歩15分、歩く人が少なくて驚いて
自転車でどこでも出掛けてた頃が恋しくなる。
 
 
 
 
 
22才のホームシック。
 
 
 
 
 
音も人も店も少なくて、さみしすぎて
「もう東京には戻れないんだ」って
最初の1週間は外出が怖くて泣いてた。
なぜひとりで来たのかと自己嫌悪。
 
 
 
 
でもとにかく働かなければ。
 
 
 
 
茨城に来て8日目。
たくさんある工場の中からひとつ面接受けて
帰りにそこの企業バスに乗ったら
東京で聴いてたのと同じラジオが流れてる。
 
 
 
 
 
「あれ?もしかしてホントに東京近い?」
 
 
 
 
地理が分からず関東だと思ってなかったし
なにも調べずに移住してしまって
勝手にすごく遠いところだと思ってた。
 
 
 
 
「あ!テレビ東京映るじゃん!」
 
 
 
 
 
 
 
急に外国くらい遠くに来たと思い込んでた、
静岡のおばあちゃんちくらい遠くに。
そうじゃないと分かったらすぐ慣れた。
 
 
 
 
 
 
友達ができて、自転車を捨てた。
みんなが車でどこでも連れていってくれる。
野菜と水と空気がおいしくて驚いた。
 
 
 
 
だいたい
野菜や水に味の違いがあることを知らなかった。
東京では何を食べても同じだったから。
 
 
 
 
 
 
 
大好きな栗が安い。
友達からやたら野菜をもらえる。
家を建てるときの建前の儀式が楽しい。
最初は怖かった茨城弁が優しく感じる。
 
 
 
 
 
あっという間に茨城のとりこ。
 
 
 
 
 
ある冬の朝、駅に向かって歩いていたら
太陽が昇るほど気温が上がるのを体感し、
(太陽ってすごい!)と感動した。
 
 
 
 
ある月の夜、自宅に向かって歩いていたら
(月あかりってすごく明るい!)と気づき
太陽と月のチカラに初めて感謝した。
 
 
 
 
 
東京でも月は明るかったし
太陽も同じくそこにあったのに
私は茨城に来るまで知らなかった。
 
 
 
 
 
 
魅力度ランキング最下位だけど
それでいいのだ、このままでいいのだ。
私は知っているのだ、とニンマリする。
 
 
 
 
ああ語り尽くせない。
茨城いいところなんだよ。
茨の城、いばらき。
 
 
 
いばら
 
***
 
 
今日はもうすでに予報通りの曇り空。
でも朝日は顔を出してましたよぅ。
 
 
燃えるような赤、オレンジ。(どっち)
今日も楽しく働いてきまーすヽ(*´∀`)ノ