今僕は最後の楽園と呼ばれるザンジバル島のジャンビアーニというところに来ています。
アフリカにも慣れてきたとはいえ、やはり心のどこかに常に危険と隣り合わせ感を抱きながら行動しているんだけど、ここでは警戒感をまる投げ。
もう何年も住んでいるかのような居心地のよさがここにはある。
エメラルドグリーンの海以外にこの村には何もない。
海は宿から歩いて15秒
僕の泊まっている宿には電気もガスも通っていない。
潮が満ちている時には船で沖に出て、糸と重りと針と餌だけのシンプルな仕掛けで釣りをして潮がひいているときには浅瀬でウニをとる。
帰ってからは近所の子供たちとサッカーをして(ちなみにサッカーをする際、俺の現地での呼び名は「コンニチハ」)、疲れたら買ってきたビスケットとチャイでみんなとおやつタイム。
海辺にある近所のバーでビールを飲んで、そのバーのオーナーであるラスタマンとお喋りして夕食までの時間を潰す。
ランプを並べたテーブルにはその日に獲れた海の幸が並ぶ。
電気がないおかげで星が綺麗ったらありゃしない。
南十字星(主に南半球でみれる星座)もばっちりみれちゃうんだよ!!
ランプの明かりで読書してると早くもウトウト。時間なんて全く気にかけなかったけど、たぶん9時か10時ぐらいには就寝。
日の出を海でみてまた新しい一日が始まる
おじいちゃんになったらそんな生活もいいなあ。しばし休憩。