(本日の日記は青少年にふさわしくない表現や画像が一部、そしてイ恥部が含まれています)
2月12日はシヴァラトリーというお祭り。
クンブ・メーラの公式HP(なんとそんなのもある)のなかでもFirst Royal Bathとあるように、約3ヶ月半の開催期間中最も盛り上がる日の一つ。
デリーからリシュケシュに再度移動し、そこで出会った人たち、総勢9人でクンブ・メーラが行われるハリドワールに向う。
早朝4時に沐浴のピークをむかえる、という情報をたよりに集合時間なんと夜中12時!!
俺も前日から一人たき火でもしながら待ってようかと思ってたけど、気合入ってる人たちと出会えてよかったー。
12時過ぎにオートリキシャーに乗り、リシュケシュ出発。
2時前にハリドワールに到着し、沐浴場のハリ・キ・パイリへと徒歩で向う。
極寒の早朝にもかかわらず、沐浴をする多くの人。
しかし朝方4時近くなっても一向にピークを迎える気配もない。
インド人に聞いても、10時だ、11時だ、いや4時がピークだ、と誰一人として同じことを言わないので正確な情報が全く分からない…。
とりあえずサドゥーが泊まっているテントの周りを散策。
するとテントの中にいる一人のサドゥーがこっちに来いと手招き。
お邪魔をしてチャイをごちそうに。
ここらへんのサドゥーテント、とにかくおもしろい。
写真撮りまくってるんだけど、後から見直してみると1枚しか載せられる写真がない…。
要するにo-tintin丸出し。
ってかo-tintinになんか刺さってるし。
刺さりながら踊ってるし!!
日の出の時間になると、こないだの30日とは歩く人の多さがはるかに異なる。
夜中からの行動のためみんな疲れの色が出始めた頃、警官や銃を抱えた軍隊の動きが慌しくなる。
話を聞くと、そろそろナガサドゥーの行進がそろそろ始まるらしい。
馬に乗ったサドゥーを先頭に、白い灰を塗りたくったふんどし1枚や全裸のサドゥーが何百人と続く。
その光景に圧倒され何人いるか見当もつかない。
クンブ・メーラ??インブ(陰部)・メーラ??なのかもはやわからない。
想像を絶するとは言葉どおり。こんなことが同じ地球上で行われてるなんか嘘のよう。
ブログに載せられる写真がわずかしかないのがあまりに残念。
何度も言うようだけど、だって無数の男性そのものが写ってるんだもの。
なんだか世界の終わりを見たような気がした。今の文明が仮に終わるとしても、最後に生き残るのは
この人たちなんじゃないかって。
大袈裟な表現をすれば、一日でインド人の全てを見たような気がしてくる。
インド最後にふさわしすぎるお祭り。
おもろすぎ!!!!地球ばんざい!!!!
そしてこれにてインド編終了。
まわってない都市やまほどあるけど、いちお2ヶ月でインド亜大陸ほぼ一周したことになります。
20代のうちまさかインドに3回も行くとはおもわなんだ。
かつ過去に行った2回とも血便出て、もう2度と行くもんか!!とおもったインド。
今回最高に楽しかったなー、行けば行くほどインドが楽しくなってくる。
コルカタでの忘れられないクリスマスから始まり、ヴァラナシでのニューイヤー沐浴、ブッダガヤでのダライ・ラマ、カニャクマリの金環日食、ジャイサルメールのキャメルサファリ、そして今回のクンブメーラ…はんぱじゃないぐらい充実の二ヶ月!!!!
とりあえず次回はUAEのシャルジャ首長国での更新になるとおもいます、一日だけ。
ビザは必要ないみたいなんだけど、どこだそれ?!