断捨離 | 越後屋のブログ

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日記のようなエッセイのような独り言のようなそんな感じ。心療内科通いの無職をなんとか脱出して人生のリカバリー中。
たいしたことは書いていませんが、記事の保存・転載はご遠慮下さい。

部屋を片付けたい、物を捨てたい、ってずっと思っていたのを今日実行できた。
部屋の状態が自分の精神状態を表すというが、たしかに精神的に疲弊、あるいは病んでるときは本一冊棚に戻すのも億劫だった。
それが一気に物を捨て片付けられるようになったのは体調が回復してきた証なのかも知れない。
しかし断捨離を思い切ってするとスッキリするというが、自分は物への執着が結構強いタイプなので、なんとなく罪悪感や喪失感があり、ストレスを感じる。
漫画一つとっても、

「ああ、小学校上がる前、このドラえもん読むために今は亡き祖母に文字の読み方教えてもらいながら読んだなぁ」

とか、

「この学研の歴史漫画、なんども読み返したなぁ、自分の歴史好きの原点かも?」

とか思い出が一つ一つ蘇ってきて捨てるのが辛かった。
でもこの思い出も執着心で、自分自身を束縛している原因なんだろう。それは理解できる
でも、自分の生きてきた証を喪失したような感覚はどうしても拭えない。
それも時間がたてば風化する感情なんだろうけど。