裏話(っていうほどのものでもない) | KeyboardだってROCKだぜ

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引き際を見誤った、金髪ロックキーボーディストのよもやま話。

8/14(火)鹿鳴館でのステージが終わってひと息。振り返ると、8/7(火)新潟からたったの一週間ですが、とても密度の濃い時間でした。

この一週間のロードに出る前日の8/6(月)、夜中まで弾いていたら…
画像ではわかりにくいですが、黒鍵がひとつ戻らなくなりました。付け根部分で折れてしまったようです。後になって思えば、ツアー中でなく前日でよかったとも言えますが、『なんてこったい!』です。
時は既に0時を回って、翌朝は5時起床予定。しかし寝てる場合じゃない。緊急オペ決定。
(※画像中央あたり、□と◾️が並んでる中で、ひとつだけ◾️の形が違うのがわかります?)
本来なら鍵盤を取り寄せて差し替えるのですが、時は前日というか当日未明なのでそれは不可能、手持ちの在庫もなし。そこでこの場は折れた欠片を補修剤(プラリペア)で溶着して応急処置。のちのち交換はするとして、とにかくツアーは乗り切らないと…なので。
本体はKORG Triton proですが、鍵盤ユニットはYAMAHAの名作“FS鍵盤”。DX7の頃から見慣れているので、構造も熟知しているのが奏功しました。
とはいえバラして→補修して→組み戻して、で3時間超。ちょっと仮眠して出発という、散々なスタートでした。

8/3(土)の【LIN LIN 6】の時に少々弾き方が荒っぽかったせいかも知れないですし、たまたまパーツの寿命だっただけかも知れませんが、FS鍵盤はとかく横からの衝撃に弱いです。

と、こんなことがあったので、ツアー中は『Triton proでのグリッサンド禁止』でした。あとはなるべく強いタッチで叩かないように(^^; 出先でポッキリいったらどうにもなりませんもの。
8/31(金)からの【X-RAY北海道シリーズ】までは使用する予定がないので、ちゃんと直してあげなきゃ。

あとは身体のメンテナンスもしっかりしないと…ちょっぴり指をいためちゃったので。あ、わりとよくあることなので心配なく。
ひとり湯治にでも行きたい気分。

※画像はイメージです