今回は企画LIVEへのお呼ばれということで、主催者の熱望によりイレギュラーなメニューです。
Feat. Janis Joplin。
Janisは1970年の10月にその生涯を閉じているので、活動期間の大半は1960年代。『1970年代のロックを真剣カヴァー』を標榜している【ビバナナ(勝手に省略・笑)】ではほとんどの曲が選外となり、やりたくてもできないというジレンマに苛まれていたんです→できるのは【PEARL】収録曲のみ。
Vo.のちえぞう(原田千栄)が敬愛する、そして俺も最も衝撃を受けた女性ヴォーカルのJanis。お話を頂いた時からヴォルテージ上がりまくりでした!
迎えた8月3日。場所はJ.T.B.でもおなじみの四谷SOUND CREEK Doppo。
Gt.の南(明男)さんとは、6月の【五十嵐公太セッション】でも何曲かやりましたが、こちらではお初の曲がたくさん。そのうえDr.が今回は(向山)テツさんに代えて、自身初顔合わせの富岡GRICO義広(以下グリコ)さん。なのにリハは当日一発のみという、いつもながらの暴挙。
キーボードパート的には、オルガンとピアノがメイン。数曲ブラス(金管系)の音色を使いますが、そんなもんはバッサリと切り捨て(笑)。だって60~70年代にPCMシンセなんてありませんから!
っというカヴァー精神のもとに、KORG 旧CX-3とDoppo常設のKORG SV-1で行かせて頂きました。

緊張感あふれるリハーサルを終了して、長い待ち時間。となればこの顔ぶれですもの、迷わず近くの居酒屋へ。2時間以上にわたる宴で、既に打ち上げ状態です。危うく本番が控えていることを忘れそうになりました(^ ^;;
この日不在のテツさんにまつわる話にはじまって、グリコさんの育った北海道の食物事情(?)とか、音楽学校ってさぁ…みたいな話とか、話題は尽きません。
さて、ほどよい時間と酔い加減でDoppoに戻って本番です。

Janisに限ったことではありませんが、この時代のRockってホント『闘い』です。
各パートがぶつかり合い、せめぎ合って、そこから生まれる調和…みたいな。それをわきまえている百戦錬磨のプロ達とやりあう面白さ。体中の血液が沸騰するんじゃないかと思うぐらいに熱くなります。これぞセッションの醍醐味。
ちょっと行きすぎたのか、緊張負けしたのか、終わったあと軽い貧血症状に見舞われました(笑)。
ちょうどそんな時に撮ったグループショットがコチラ↓

(L to R)
富岡GRICO義広(Dr.) 山田直子(Ba.) 原田千栄(Vo.) 盛山こういち(Kb.) 南明男(Gt.)
セットリスト
1.SUMMER TIME
2.MAYBE
3.ME AND BOBBY McGEE
4.MERCEDES BENZ
5.HALF MOON
6.MOVE OVER
7.TURTLE BLUES
8.CRY BABY
En. TRY
実はちえぞうとは別口で『Janisのカヴァーやりたいね』と企んでいたのですが、モタモタしているうちに思わぬ形で叶ってしまいました。
というわけで、またやりたいっす!いや、やりましょう!やります!
でも寒くなってからの方がイイかな、と(^ ^;;