軸の扱い。 | 茶道体験教室 パート2 生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。 

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月に一度の体験教室でも何か人生でプラスになるものを掴んでほしいと思っています。興味ある方は日曜体験教室にご参加ください。何の用意もいりません。その人その人に合ったお茶を体験していただきたいと思います。

軸を入れてある外箱です。大概の軸は2重になっています。

軸は保存状態のいい桐の箱に入っています。

箱を開けると蓋の裏には外題が書かれています。

お軸の文字と欠いた人の名前がその人の手で書かれているのが普通です。

また、お軸は薄紙などで包んであります。




箱から出したところです。巻紙ー美濃の半紙を切って巻いたものーの上から巻き緒という紐で正しく巻いて止めてあります。緩んではいけません。


巻き緒を裏から見たところです。


右に出ている巻き緒を引きますとそのまま外れます。


巻き緒を解き輪を1回作り真ん中は1回作らず3度目に又輪を作り作ったら左の小指に掛けときます。

紐が長いのでする動作です。

巻き緒を左にずらします。




巻き紙を向こうから手前に外していきます。


外したら輪が上になるように三つ折に畳みます。

左手は軸を持ってますから、右手だけで行います。




右上角を少し折り、左に反して置きますと仕舞うときもそのままで済みます。




上になったほうは仕舞うときには風帯の下に入ります。軸飾りでないときはそのまま箱に仕舞います。

仕舞うときなくてはならないものです。これがないと巻き緒で軸をいためますし、風帯の保護も出来ません。

よく知らない方は紐と思い巻き緒で紙もなくただぐるぐる巻きにして軸を箱に入れている方がいますが、これだと次に軸を出すときは大変なことになってます。

お軸は書いた人に接するように扱いますから、注意が必要です。


軸についている帯を風帯と呼びます。

昔中国ではツバメのイタズラの対抗策として軸につけられたということです。

まず右から下に伸ばし、上に伸ばします。折癖を取ります。

左も同じように、下に伸ばし上に伸ばします。




上にある帯を下の軸の端に少し差し込みます。

あとは床の間にかければよろしいのです。



仕舞い方

巻紙は風帯の下に挟みます。


軸の真ん中を2度ほど巻きます。このとき巻き緒は左にしておきます。




巻紙はちょうど左手の中指に来れば長さは良いのです。


巻き緒を向こうから手前に互い違いに来るようにクロスさせます。






最後に紐を輪にして左上から二重に通します。これで巻き緒全体を抑えたわけです。

きつく縛ってはいけません。


解けないように押さえる感じです。

これは裏です。


表は3つにクロスします。







軸の扱いは、何時も同じ大きさの軸とは限りません。

そのつど先生について細かく指導していただいてください。

唐物以上の用心深さと丁寧さで扱ってください。

もしかするとそのお軸は先生が座禅を修業して僧侶に書いていただいた印可状かもしれません。

軸は私も宗家に書いていただいたものがあります。

大事にしています。

今はもうなくなられていますが、その軸を床の間に掛けると先生がそこに生きているような気がして力が沸いてくるのです。