何でこうなる(超絶ヲタク記事)? | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆様、こんにちは。

大したネタも無く、ブログを放置しておりました。

正式には放置と言うよりヲタク過ぎて書くのをためらっておりました。

と言いながらいつもヲタク記事をアップしているので、今回もアップ致し〼。

 

 

生まれ変わりの研究者、イアンスティーブンソンの研究の中に出てくる応答型真性異言を話したとされるスウェーデン人前世人格ヤコビーヤンセンと質問者の会話の抜粋を、アメリカ生まれの言語学者の故ウィリアムJ.サマリントロント大学名誉教授のアーカイブXenoglossy: a review and report of a case By Ian Stevenssonより。

 

Qは質問者。Aは回答者(前世人格イェンセン)

和訳はセイウチが付けました。

 

Q. Whlat do you do for a living? (お仕事は何ですか?)

A. En bonde. [A farmer] (101) (農家)

Q. Hur många gånger gar du till Haverö ? Går du dit ofta ? [How often do you go to Haverö ? Do you go there often ?] (どれくらいの頻度でハーヴェレーへ行きますか?よく行くんですか?)

A. Ja, ja. Här torv. [Yes. Yes. Here market.] (107) (はい、はい。ここ 市場)

 

この前世人格イェンセンですが、中部大学の大門正幸氏の著書「スピリチュアリティの研究」では、ノルウェー語訛りのスウェーデン語を話したと記述されています。

 

 

しかしイェンセンの回答のJa, ja. Här torvのtorvはスウェーデン語ではなく、デンマーク語です。スウェーデン語で市場に相当する単語はtorg(トーリ)です。因みに今調べたら、現代のノルウェー語でも市場はtorgでした。デンマーク語とノルウェー語は聞くと全く違うのですが、書き言葉は非常に類似しているので、私には文章でのノルウェー語とデンマーク語の区別が基本的には付きません。

 

サマリン教授のアーカイブには、イェンセンの会話を聞いた複数のスウェーデン語話者のうちの一人は、イェンセンのスウェーデン語にはノルウェー語とデンマーク語が混ざっていると示唆している人もいます。

 

私が何より不思議に思っているのは、「市場」と言う、ヒジョーに一般的な単語を何故わざわざデンマーク語で言うのか?イェンセンが生きていた時代はもしかしたらノルウェー語でも市場はtorvだったのかも知れませんが、どちらにしてもスウェーデン語ではないはずです。

 

前の記事でも書きましたが、イェンセンと言う苗字自体がノルウェーかデンマークのものなので、イェンセンのお父さんがノルウェー人かデンマーク人、もしくはそのハーフ、だから彼はバイリンガル(もしくはトリリンガル)の環境で育った為に、彼のスウェーデン語が少し異質であったのは不自然な話ではないですが、でもやはり不自然です(一体何なんだ?)。

 

私の推測では、イェンセンは全く教育を受けていない為にスウェーデン語、ノルウェー語、デンマーク語の区別が付かなかった。故にそれらの言語をごっちゃに使っていた、と言うものです。しかしイェンセン人格の現世人格であった方も他界しているので、調べようもありません。

 

どちらにしろ言語ヲタクの私に取っては、イェンセン人格の応答型真性異言の謎より、何故彼のスウェーデン語の中に他言語の単語が混ざっていたのかの方が不思議でたまりません。