「セルフ前世療法」読んでみました! | 前世が出てきてコンニチハ

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ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

同じくスウェーデン在住のお友達のYさんから日本一時帰国のお土産にいただいた、根本恵理子さんの「セルフ前世療法」、読み終わりました!

 

 

 

他の読者さんもおっしゃっているように、シジョーに内容が詰まっておりました。例えて言うなら、おかずが50種類くらいパンパンに詰まった重箱のお弁当箱(プラス別の容器に豪華デザート付き)のような感じでしょうか。そのおかずもフツーの卵焼きやタコウインナーとかじゃなくて、もっと凝った感じのおかず。

 

そう言いつつ、私は根本さんの音声誘導で前世を見る事が出来ません。一人で前世を見るのは、私には大分怖いのです。Yさんにも、

 

「こんなに前世にドップリなのに!?」

 

ってびっくりされましたが、実は私自身、前世のメカニズムには大変興味があるのですが、自分の前世を知りたいとは思わないのです。怖杉。駄目じゃんねー。一種の現実逃避ですね。

 

白状すると、グループヒプノも怖いんです。今気づいたのですが、私は前世恐怖症なのでは?今まで認識していた恐怖症は小島恐怖症、波恐怖症があるのですが、新たな恐怖症の発見!根本さんのお蔭です。

 

因みに根本さんには、エミリーのセッションでもお世話になっています。通常のワイス式ではなく、エミリーを呼び出してもらいました。根本さんからの「目の色は?」の質問に物凄くびっくりしていたエミリーに私がびっくりし、ドミノ倒しになっていたのははっきりと覚えています。エミリーの「何でそんな事聞くの?」

という疑問の上に新たな質問が被り、その話はそこで終わりになりましたが、エミリーは生前、自分の目の色の事なんか思考に上った事が一度も無かったんでしょう。

 

私が根本さんが大好きなのは、陽気で面白い性格だからと言うだけでなく、このセルフでバシバシと前世を見てしまう勇猛果敢さにあります。電車の中だったり、耳鼻科でだったり。目にもとまらぬ早業で、まるで忍者ハットリ君みたいでござる。ニンニン。人は自分に出来ない事が出来る人に惹かれるものです。

 

私が読んだ前世関係の本は大抵症例がダラダラ続き、私はそこで飽きてしまうのですが、その理由が根本さんの「セルフ前世療法」を読んで分かりました。要は私が飽きてしまった本は症例の説明のテンポが悪かったり、症例自体がつまらなかった(ごめんなちゃい)って事のようです。でも前世の症例で一番つまらないのは、この私だと思います。エミリーみたいな水飲み百姓は最もありふれた前世だと思うので、凡庸過ぎて聞かされる方はちょっとねー。

 

その点根本さんの前世症例の選び方は最高です。布や三角形前世と言った殿堂入り大御所(私的にはセレブ前世)のみならず、メガネザル前世、お金前世、岩前世と言ったタダゴトナラヌ前世のラインナップはおさすが。こういう前世は、本当かどうかは置いといて読んでて楽しいです。人間の意識の深遠さが伺えます。お金前世は、とても波乱万丈な人生っぽいですね。前世での疲労やトラウマから、今生では貧乏にならない事を願います。

 

木の前世なんかも出てきました。木って、木か?本気か?このぉ木何の木気になる木ぃ、前世だった木ですから。

 

フツーに?人間であった前世でも、古墳ラブ、聖徳太子大好き、フランシスコザビエル愛してると言うハードコアな方々の例が。古墳にコーフン?あら、アタクシとしました事が、ヲヤヂギャグなど言ってしまいました。ごめんあそばせ、オホホザーマス。私の本当の正体は小さいをぢさんでつ。

 

中年のをぢさんで(中年じゃなくて若くても)、

「あいつの頭ザビエルハゲ」

って女に言われたらその人の男としての人生は終わりだと思っていたけれど、そんな事もないんでしょうね。ザビエルでも古墳でも、大好きなものがある人生は幸せですね。

 

催眠自体の歴史は古いようですが、現代の前世療法はまだまだ発展途上の段階にあると思います。根本さんが絶えず臨床現場で出逢う症例(ハード、ソフト共に)、そしてご自身のセルフで前世を見るメソッドなどは、今後の前世療法の研究発展に大きく貢献していくと思うので、自宅で自分で前世を見たい一般読者の方だけでなく、私は「セルフ前世療法」をプロの方々にも是非読んでいただきたいです。

 

"関西人より関西人の"根本さん、in 大阪なう!