前世とグリーフケア | 前世が出てきてコンニチハ

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ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆様、こんにちは。

 

前回のエミリーまんが「天使ママ」は、あんなマンガでも結構描くのに時間がかかりました。実際に描いている時間ではなくて、それまでの構成での時間と言う意味です。まんがのタイトルも「天使ママ」も、果たして私がこの表現を使って良いものか?と迷いました。タイトルを「エミリーは天使ママ」にしようかな?とも思いましたが、それも何だかなーと思い、止めました。

 

前世人格エミリーと揉め(笑)、霊的な経験を少しして、その中で感じて来た「前世人格は生きている」「だから人は死なない」。

 

何かこの経験が人の役に立つと言う事があるだろうか?終末医療やグリーフケアなどはどうだろうか?一時期真剣に考えていた事があります。

 

結果的に私は今終末医療にもグリーフケアにも従事していません。非常に難しい職種だと思います。老齢になった親の病死は受け入れる事が出来ますが、若い年齢でパートナーや幼い子供を亡くした方は?スピリチュアルでは全ての経験は自分の選択、そして全てが幻想である、と。しかし今幼い子供を病気で亡くした親御さんに、そんな事は言えるでしょうか?

 

下手な慰めをされれば、

「は?お前の出来の悪いブサイクな子供が代わりに死んでくれれば良かったのに」

と思うのが普通の感覚なんじゃないか、と思います。私だったら、確実にそう思うな。

 

慰める方だって、悪気で言う事は通常はないと思います。でも大切な人を亡くした人に、どれだけ響くか?

しかも前世なんてなー。戻って来て欲しいのは、前世や来世のその人ではなく、今世で死に別れたその人です。

「人って死なない」と言うのも、あくまで私個人の体験ですから、他人に押し付けられるものではないし、前世人格と言うのは現世の者が生まれる前に死んでいて、今世では始めから「死者」として登場するわけなので、その点で今世で大切な人を亡くした方への説得力に大いに欠ける、と言うのが私の今時点での見解です。

 

大体「前世」と言う言葉の周りにこびり付くうさん臭さ、怪しさ。「前世」と言う言葉を怪しくなく使える人って、どれだけいるんでせふか?

うちの近所に、病院専門の牧師さんが住んでいます。彼女はオーラからしてザ、ヒーラー。存在がスピリチュアルって言うんでしょうか。彼女に以前、死を目の前にした人にどう対処しているのか、聞いた事がありました。そうしたら、

 

「基本的にはその人の話に耳を傾けるだけ」

 

だそうです。それで良いのだ、と。牧師さんなのでご自身の宗教的信念に基づく死後観などお持ちなんだと思いますが、そういうのは押し付けないんですね。牧師さんを死の床に呼ぶ患者さんは、基本的にクリスチャンなんでしょうけれど。

 

因みにこないだ、その牧師さんを大学病院の入り口付近で見かけました。その方ではなく、まず目に入ったのが、彼女が手に持っていた聖書でした。それも聖書と始めは気づかず、何か光った本が目に入って来たのです。お、何か光ってる本があるやんけー。それをよく見たら聖書で、それを持っていたのがその牧師さんだった、と。ちょっとびっくりしました。

 

本が聖書だったから光っていたのか、その牧師さんが持っていたからなのか?本もオーラ放つんですね。