ここまでのあらすじ(エミリーまんが第27話~30話) | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

寿司パーティーでお寿司を食べ過ぎたエミリーは(その前にフランス料理のフルコースも食べている)、お腹一杯になり過ぎて霊道を見つける事が出来ず、ひとみが入院している病院の休憩室のベンチで一夜を明かした。あの世に戻れないなど、まるで未浄化霊だとひとみに呆れられたが、エミリーは満腹のあまり感覚が働かなかった。しかしひとみと同室の患者パトラ(叶美加)が、その日の手術が嫌だと休憩室へ走って逃げて来た為、エミリーは老体(霊体?)にムチ打ってパトラを蹴り飛ばし、気絶させた。この時点で既にハイレベルな霊ではない。

 

パトラは手術中に合併症を起こし、心タンポナーデで集中治療室に運ばれた。しかしパトラを危険な病状から救ったのは、彼女が恋漕がれているゴウノドリ医師であると疑わず、心タンポナーデを「心のセレナーデ」と言う病気にかかったのだと信じていた。何故なら、入院前にパトラが心酔する霊能者の霊神に、近いうちにソウルメイトに出会うというお告げを受けていたからであった。そんなパトラを見て、エミリーはひとみにひとみも霊神の前世鑑定を受けてみないか?と提案する。

 

ひとみは心臓のICDの植え込み手術を拒否し、退院することになった。病院をの出口へ向かう途中、小児病棟から大きな泣き声が聞こえてきた。それは、間もなく自分もエミリーの住むあの世へ行くのだと予言をしていた少年大地の母親の者であった。大地は予言通り、この世を去った。小さな子供が病死するなどと受け入れがたい理不尽さを感じたひとみは、エミリーに大地の母親に肉体は滅びても魂は死なない事を伝えるよう説得。エミリーは死生観の押し付けは出来ないと言いながらも、大地の霊にも母親を慰めて欲しいと頼まれ、大地の肉体がまだ横たわる病室へ向かう。

 

第27話「未浄化霊」

第28話「ソウルメイト?」

第29話「退院」

第30話「死者との対話」