怪奇現象の起きる実家へ | 前世が出てきてコンニチハ

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ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆様、ご無沙汰しております。ピグセイです。

今日は南部スウェーデンも夏日でした。来週から日本へ一時帰国なので、その前の良い予行練習になりました。

さてその実家ですが、さりげなく怪しいのです。

怪しい私の実家だから怪しくて当たり前田のクラッカー(古過ぎて誰も付いてこれんかのう?)?

うーん、どうだろう。

どう怪しいかと言うとですね、今までずっとあったものがある日突然姿を消し、今まで絶対にそこになかったものが、しかも何十年も前のものが突然姿を現したりするのです。

結局その目撃者は全て実家に住む母親なので、私自身は恐くないんですけどね。

最近起きたのは、棚の上の置いてあったカエルのぬいぐるみのマヌキャンちゃんが、何となく気になって上を見たら姿を消していたそうです。しかもその隣に置いてある、黄色い犬のぬいぐるみのロニーの顔だけが焦げ茶色に変色していたそうな(母親はタバコは吸わないので、物が黄ばんだりする要素はあまりないのですが)。

何年か前には、マヌキャンちゃんのお兄さんのママキャンちゃん(こっちの方が直径30センチくらいの大きなカエルのぬいぐるみ)とピエロ人形が忽然と姿を消しました。もちろん空き巣に入られたわけではありません。大体汚い人形を盗んでどうやってお金儲けするのでしょうか?

忽然と現れたものは、黒い糸を通した5円玉。それは母親がウォーキングから戻ってきたら、玄関においてあったそうです。

その糸を通した5年玉は、何十年も前に母の母(つまり私の祖母)が金運が上がるからやれと言われてやった記憶があるそうですが、どこにあったかは全く不明だったそうな。

母はいわゆる認知症ではありません。記憶力はかなり良い方です(少なくとも私より)。家の中にあまり物がなく、整理整頓がきちんとされていて、お金の計算などもきちんと出来るし、物を出しっ放しにしはしない人です(私はその逆)。

因みに全く風のない室内で、観葉植物の葉っぱの一枚だけが揺れるという現象は日常茶飯事だそうですが、結局体験、目撃しているのは母だけで私はしてないのですが、怪しいと言えば怪しいです。

母は、時々、

「あ、いさちゃんが来た」

などとも言います。いさちゃんとは、数年前に亡くなった母の従兄弟です。どうしていさちゃんが来たと分かるのかと言うと、いさちゃんが来る時は必ずある歌を歌いたくなり、それを自動的に母は歌うからだそうな。

居間の電気の傘が揺れた時は、オオトンが来たそうな。オオトンとは、母の叔母の旦那さんで、やはり数年前に亡くなっています。

因みにオオトンとはスウェーデン語で18と言う意味なのですが、そのニックネームの方がよっぽど怪しいと思うぜ。

今思うと、母はエンパス体質なのかも知れません。何か実家ってひっきりなしに死んだ人が尋ねて来るもん(笑)。

今日、私のベージュの薄手のカーディガンがどこを探しても見当たらないのですが、それは怪しい現象とは関係ないと思いますが、とにかくカーディガンに出てきて欲しい。

そういえば、カーディガンズってスウェーデンのバンドですよね。どこへ行ったんだ、カーディガンとカーディガンズは!