子供時代、おそらく誰でも一度は宝物をどこかへ隠すか埋めたかをしたのではないかと思います。
ちゃんと宝物を隠した場所は記憶しているはずなのに、何故か見つからない。誰かが取ってしまったのか、隠し場所を勘違いしちゃったのか、判断がつかないまま今ではメダボの中年。生活習慣病が気になるお年頃になっちゃった～。
でももう現在はそんな時代じゃないんですね。イマドキの老若男女は、ＧＰＳを使って国際規模で宝探しをする時代！
私達も今日、俗に言うジオキャッシングをやりました。
一番の近場は、我が家から３００メートルもいかない所。大きな木の幹にぽっかり開いている穴の中にタッパーウエアーが置かれていて、子供用のジオキャッシングだったので、中には子供が集めたガラクタがいくつかポロポロと。それでも子供達には本当に「お宝」だったようで、娘のアザラシはデンマークのコインを、息子のアシカは小さなカエルの人形をもらいました。
宝物をもらった代わりに、自分達も新しい宝物を入れておくのがルール。私達も内容は忘れてしまったけれど、何か２つか３つタッパーウエアに入れ、元の木の幹の隠し場所を置いておきました。
ガラクタばかりでも宝探し、結構楽しいものです。しかもＧＰＳを使うから、すぐに見つかってラクチン！
調子に乗った我々は、午後は焼いたチョコマフィンと飲み物を持って車で他の場所の宝のありかへ！
実はその場所、アザラシが毎週のように保育園の遠足で行っている森。宝の隠し場所は動かしてはいけないので、保育園のお友達には宝物のありかを教えないように釘を差しておきました。
複数の子供達にバレると、宝箱をどこかに移動させてしまう可能性が高くなります。
森の入り口には黒いネコ。まるでそのネコが道案内するかのように、我々にくっついて来ます。
まるで宮崎アニメの世界。
小さな森ですが小川もあって、湿った地面に足を取られないようにＧＰＳの指し示す方向へ向かって進むのは、なかなかスリルがありました。
テレドラマだったら、宝の隠し場所を掘ると若い女の死体などが発見され、寝起きで頭ボサボサの主役の刑事の自宅に電話がかかってきたりするのですが、石を積み重ねた小さな山の中に、宝箱のタッパーウエアーはフツーに埋もれていました。
もう一箇所、その森から３００メートルくらい先の森（ここも娘が遠足で行った）へ電池が切れそうなＧＰＳを頼りに宝探しに行き、電池が完全に切れる前に宝をゲット！
そこには（確か）ゴルフボールと、鳥の形の水鉄砲を入れておきました。
どなたか見つけた方、ご連絡下さいまし。