こんにちは。
息子が不登校になって、１年目くらいの私は
毎日毎日、どうしたら息子の不登校が解決できるのか？
ほぼ、そればかり考えていました。
そして、様々な情報をたどり、自分なりに勉強して、
息子を変えるために、自分が変わらなきゃいけないんだ！
と、頭では理解するところまで来ても、
頭と心がバラバラで、苦しさは消えませんでした。
むしろ余計に不安になったり、絶望したり、イライラしたり・・・
もう、どうしたらいいのか分からなくなりました。
このころの私は、いつも不安と焦りでいっぱいで、
息子さえ不登校にならなければ、こんな苦しみはなかったのに・・
不登校さえなかったら、安心で幸せに生きているはずだったのに・・
正直そんな、恨み事のような思いでいっぱいでした。
でも、本当は違ったのです。
自分の心に向き合うようになって、
自分の人生を振り返って感情を感じていくと
私の不安や焦り、は、
実は息子が不登校になるずっと以前から
常に、心の奥の方にあった、ということに気付きました。
それは、子育てが始まったころから、
私に不安と焦りを感じさせるような出来事として
何度も、何度も、現実化していたのでした。
それでも、その根本の不安や焦り、という
怖れの感情に向き合わず、（だって見たくない感情だから）
自分がその怖れを感じたくないから
子どもを、コントロールする、という方向で
自分自身、何かに駆り立てられるように、
その不安や怖れから逃げるように、
日々過ごしていたのでした・・・。
そう、実は息子が不登校になる前から
私の心には、本当の安心も、幸せもなかった・・・
このことに、うすうす気付きながらも
全て息子の不登校のせいにしたかった自分がいたこと。
そんな自分も、
今は、まるっと受け入れて、色んなものを手放して、
だいぶ私自身の心は、やっと楽になってきました。
そうは言っても、悩みや不安はもちろんあります。
息子の状態が気になることだって、今もあるし、
ついつい、口出ししたくなったり
得意の先回り、心配性の自分が
思いっきり顔をだすこともあります
（しぶとい）
でも、こんな私も、少しずつ変わってきている。
行きつ戻りつしながらも
２年前の自分の心、１年前の自分の心とは
やっぱり違う今の自分の心を感じます。
不登校という出来事が、どうこうではなく
ただ、私は、あのまま不安と怖れの世界で生きていくのは
もう限界だったんだ、と、今気付けたことを
今、素直に良かった、と思える自分がいます。
読んでいただき、ありがとうございました